...篋底籠織りの技法で作られたかばんを持っていた...
...篋底のように深い穴に落ちてしまった...
...篋底のように暗い部屋が嫌いだ...
...篋底のように下から見上げる景色が好きだ...
...篋底にしまっておいた貴重品を見つけた...
...この無題の小説は、泉先生逝去後、机邊の篋底に、夫人の見出されしものにして、いつ頃書かれしものか、これにて完結のものか、はたまた未完結のものか、今はあきらかにする術なきものなり...
泉鏡花 「遺稿」
...机辺の篋底(きょうてい)に...
泉鏡花 「遺稿」
...それは何冊かの日記になって今もなお篋底(きょうてい)に残って居る...
高浜虚子 「子規居士と余」
...これに対する先生の返書今偶然これを篋底(きょうてい)に見出しぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...君は篋底(きょうてい)を探りて一束の草稿を持ち来りて...
西田幾多郎 「我が子の死」
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