例文・使い方一覧でみる「篇」の意味


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...この丹念に目を配ることは一の大局を忘れない以上...   この丹念に目を配ることは一篇の大局を忘れない以上の読み方
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」

...通脚を立つべき底あることなし...   通篇脚を立つべき底あることなしの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...前者がその校内の文學會に於いて朗讀した長の脚本的新體詩を...   前者がその校内の文學會に於いて朗讀した長篇の脚本的新體詩をの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...自分の短小説『金』といふものが載つてゐる雜誌を二三部取つて...   自分の短篇小説『金』といふものが載つてゐる雜誌を二三部取つての読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...改造社から頼まれたフローベールの短『エロディヤス』を訳して暮した...   改造社から頼まれたフローベールの短篇『エロディヤス』を訳して暮したの読み方
辰野隆 「銷夏漫筆」

...「方法概念の分析」二は吾々の理論に於て...   「方法概念の分析」二篇は吾々の理論に於ての読み方
戸坂潤 「科学方法論」

...是れ一の眼目なりき...   是れ一篇の眼目なりきの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...我輩のを累ねて叙述したる所の如く...   我輩の篇を累ねて叙述したる所の如くの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...殊に「蜜柑」は好個の短と言ふにとどまる...   殊に「蜜柑」は好個の短篇と言ふにとどまるの読み方
堀辰雄 「芥川龍之介論」

...第二第十一章におけるアメリカの人口の増加に関する註を参照...   第二篇第十一章におけるアメリカの人口の増加に関する註を参照の読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...『新著聞集(しんちょもんじゅう)』十四には...   『新著聞集』十四篇にはの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...この発端に、梵授王が命を救われた智馬に半国を分ち与えんとした事を述べたが、支那でも〈人難を免るるは、その死なり、これを葬り帷を以て衾と為す、馬功あれば、独(ひと)り忘るべからず、またいわんや人においてをや〉(『淮南子』)といった...   この篇発端に、梵授王が命を救われた智馬に半国を分ち与えんとした事を述べたが、支那でも〈人難を免るるは、その死なり、これを葬り帷を以て衾と為す、馬功あれば、独り忘るべからず、またいわんや人においてをや〉といったの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...「二つの庭」「道標」及びこれからかきつづけられてゆくいくつかの続をとおして...   「二つの庭」「道標」及びこれからかきつづけられてゆくいくつかの続篇をとおしての読み方
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第六巻)」

...私の手紙はあまりいつも長故これは短にしようと思っているのだけれど...   私の手紙はあまりいつも長篇故これは短篇にしようと思っているのだけれどの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...あの場処でああいう長的展開をはじめると...   あの場処でああいう長篇的展開をはじめるとの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...雑誌「日本評論」に連載されつつある同誌特派記者による数の社会ルポルタージュを読んで...   雑誌「日本評論」に連載されつつある同誌特派記者による数篇の社会ルポルタージュを読んでの読み方
三好十郎 「恐怖の季節」

...しかも一年にせいぜい二三の戯曲を書き得るに過ぎない程に遅鈍にして病弱なる怠け者である此の僕でさえも...   しかも一年にせいぜい二三篇の戯曲を書き得るに過ぎない程に遅鈍にして病弱なる怠け者である此の僕でさえもの読み方
三好十郎 「俳優への手紙」

...小さい短以上にはいでない...   小さい短篇以上にはいでないの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「篇」の読みかた

「篇」の書き方・書き順

いろんなフォントで「篇」

「篇」の英語の意味

「篇なんとか」といえば?   「なんとか篇」の一覧  


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