...それだけで箸を置く...
太宰治 「お伽草紙」
...箸を置くと嬉々(いそ/\)しながら渇を覺えた時の用意にと...
近松秋江 「箱根の山々」
...糸蒟蒻(いとごんにゃく)だけを食って箸を置く事にした...
夏目漱石 「坑夫」
...箸を置くや否や散々に嘲弄された...
夏目漱石 「坑夫」
...大層あわててゐるぢやないか」錢形平次は朝飯の箸を置くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...傍らへ寄せた白土の煎茶炉(せんちゃろ)へ、さっきから三つ四つの炭の欠(か)けらをついでいたが、火箸を置くと、風雅な唐団扇(からうちわ)を把(と)って、塵(ちり)のたたぬ程に炉の口を煽(あお)いでいるのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...何事か、すぐ通せ」信長は、湯漬を喰べていたが、思い出して、箸を置くと、すぐ表の書院へ出て行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...捨てるように箸を置く...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??