...ギフトに箱入のチョコレートを贈った...
...箱入り息子だから、生活費は親が出している...
...ダンボールの箱入りで届いた商品が、破損している場合は交換してもらえますか?...
...箱入り娘として育てられた彼女は、常に品のある振る舞いをする...
...誰でも一度は、箱入り思考から解放されようとする時期があると思います...
...重箱入りの上等弁当でなく...
梅崎春生 「腹のへった話」
...彼安東はまるで徳川時代の箱入娘のように気が小さすぎて...
海野十三 「心臓盗難」
...新鮮な空気にあててやらないと箱入娘のように...
辰野隆 「愛書癖」
...昔の箱入娘の純な気質を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...別に長い箱入りの軸物のようなものが二本――そんなのを枕許と横ッ腹に抱えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...箱入りの包みを持って来た主人の声に相違ないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...大きな箱入りの札目録(ふだもくろく)を...
夏目漱石 「三四郎」
...お新に男を取られたという話もないし――お新は十八といっても、本当の箱入娘で、お才のような凄い年増と、男出入りをするような柄じゃありません」ガラッ八の八五郎の報告は、ますます微に入りますが、それにも拘(かか)わらず、下手人の見当はまるっきりつきません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...甘やかされ放題に育った箱入娘が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...箱入りの人形のように玩器物(おもちゃ)として造りあげようとする一方...
長谷川時雨 「西川小りん」
...まわりの雪をのけて桐箱入りの氷を駕籠にのせ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...本箱の上には、箱入りになつた、高さ六寸くらゐの人形が飾つてあつた...
北條民雄 「鬼神」
...箱入の新刊書のときにはどれもこれも同じように見えたものがここでは既にその間に区別ができている...
三木清 「書物の倫理」
...もう一箱入っていたはずだ...
三好十郎 「胎内」
...」「それから金魚餌という箱入の餌がほしいわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...リボンで飾りをつけた奇麗な箱入りのチョコレートだの...
矢田津世子 「父」
...箱入り女房ともなればな」「世間ずれがしなさすぎるよ...
山本周五郎 「季節のない街」
...莫斯科(モスコー)の十字路で硝子(ガラス)箱入の屍蝋(しろう)と化している筈の親友であった...
夢野久作 「書けない探偵小説」
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