...ギフトに箱入のチョコレートを贈った...
...箱入り息子だから、生活費は親が出している...
...ダンボールの箱入りで届いた商品が、破損している場合は交換してもらえますか?...
...箱入り娘として育てられた彼女は、常に品のある振る舞いをする...
...誰でも一度は、箱入り思考から解放されようとする時期があると思います...
...どこそこでは箱入娘が夜叉のような子を産んだ...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...新鮮な空気にあててやらないと箱入娘のように...
辰野隆 「愛書癖」
...昔の箱入娘の純な気質を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...日本だけが特別な箱入りの国土と考えるのはあまりにおかしい考えである...
寺田寅彦 「火山の名について」
...持って来た箱入りの品物を手渡ししました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「何か聞出したのか」「お隣の長崎屋――あの萬兩分限の箱入り娘お喜多が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...箱入娘の十九はお柳やお留よりは若々しく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは大家(たいけ)の箱入り娘と...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...贅沢な衣裳(みなり)とどことなく鷹揚なようすを見ても下町の大賈(おおどこ)の箱入娘だということが知れる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いま言ったような揃いもそろって縹緻のいい箱入娘が四人も家から抜け出している...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...往年の小亀は私の秘かに想像してゐたよりはわかくて天井に煤(すす)けてゐた渡米記念桐箱入りのフラフが昔を語り顔だつた...
正岡容 「浅草燈籠」
...日本のこの頃の本はたいてい箱入になっている...
三木清 「書物の倫理」
...千箱入三円三十銭だったのが四円になったんだから...
宮本百合子 「打あけ話」
...粉で箱入りになっているほうよ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...どう見ても大店の奥に育った箱入り娘...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...そんな大家の箱入り娘が自分から嫁にゆきたがるなんて...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...その下に相当な中折れ帽を硝子(ガラス)の箱入りにして...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...箱入蝋燭(ろうそく)か...
吉川英治 「松のや露八」
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