例文・使い方一覧でみる「箝」の意味


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...それに小さな針鉄(はりがね)の輪を(は)めて...   それに小さな針鉄の輪を箝めての読み方
江見水蔭 「死剣と生縄」

...かつて母のかぼそい指が(は)めたであろうそれらの爪を...   かつて母のかぼそい指が箝めたであろうそれらの爪をの読み方
谷崎潤一郎 「吉野葛」

...そこがしっくり(は)まっているとも思えないのであったが...   そこがしっくり箝まっているとも思えないのであったがの読み方
徳田秋声 「縮図」

...この新聞紙反動化現象は社内幹部の自発的な決心によるものでもあるが(例えば自分の新聞紙以外のジャーナリズムに於て記者は言論を発表してはならぬという口令が社内で下された――恰度軍人は軍部大臣を通じて大蔵省の官吏は蔵相か次官を通じてしか物を云ってはならぬということになったように)...   この新聞紙反動化現象は社内幹部の自発的な決心によるものでもあるがの読み方
戸坂潤 「世界の一環としての日本」

...併しあんな常識を外れた策略は侯の柄にまるものでない...   併しあんな常識を外れた策略は侯の柄に箝まるものでないの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...これを外にしては政府教門の制する所とならず...   これを外にしては政府教門の箝制する所とならずの読み方
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」

...繊鑷ヲ以テ之ヲ提スト...   繊鑷ヲ以テ之ヲ箝提ストの読み方
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」

...四角のものが円きところに(はま)らんとするといったが...   四角のものが円きところに箝らんとするといったがの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...そのため裁判所の厳重な口令(かんこうれい)にも穴があくのだ...   そのため裁判所の厳重な箝口令にも穴があくのだの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」

...お勢も仕方なく口を(つぐ)んで...   お勢も仕方なく口を箝んでの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...これを菊五郎にめて書いてやりたる作者も大に賞揚せざるべからず...   これを菊五郎に箝めて書いてやりたる作者も大に賞揚せざるべからずの読み方
三木竹二 「明治座評」

...(はま)らぬは尤(もっとも)とはいひながら...   箝らぬは尤とはいひながらの読み方
三木竹二 「両座の「山門」評」

...手錠を(は)められた囚人や其を護送する劍を光らせる巡査や...   手錠を箝められた囚人や其を護送する劍を光らせる巡査やの読み方
三島霜川 「解剖室」

...七輪へテンピを載(の)せるのもそのままでは辷(すべ)って困るから四角な木の枠を(は)めてこの通りにして使うのだとテンピの使用法を実地に示せば何ほど利益だか知れません...   七輪へテンピを載せるのもそのままでは辷って困るから四角な木の枠を箝めてこの通りにして使うのだとテンピの使用法を実地に示せば何ほど利益だか知れませんの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...四角に見えたる食卓ながら横に板を抽(ぬ)き出(だ)して支えの腕木を(は)めければ忽(たち)まち長方形の大なる食卓と変じぬ...   四角に見えたる食卓ながら横に板を抽き出して支えの腕木を箝めければ忽まち長方形の大なる食卓と変じぬの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...ちょうどスープ鍋が半分ほどスポリと(はま)るようになって上の方に小さな孔(あな)がポツポツ明(あ)いている...   ちょうどスープ鍋が半分ほどスポリと箝るようになって上の方に小さな孔がポツポツ明いているの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...これは火鉢の中へ深い鍋が半分って底ばかりでなく腰の周囲(まわり)を尽く温めるようになるから火の利き方がよい...   これは火鉢の中へ深い鍋が半分箝って底ばかりでなく腰の周囲を尽く温めるようになるから火の利き方がよいの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...それから鍋をスポリとめるが一旦火になった炭だから決して消えない...   それから鍋をスポリと箝めるが一旦火になった炭だから決して消えないの読み方
村井弦斎 「食道楽」

「箝」の読みかた

「箝」の書き方・書き順

いろんなフォントで「箝」

「箝」の英語の意味


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虚有縹緲   皇太子妃   物理化学  

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