例文・使い方一覧でみる「箝」の意味


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...俺が覚えてるだけでも真珠を七箇(なゝつ)(は)めた領留針(ブルーチ)...   俺が覚えてるだけでも真珠を七箇箝めた領留針の読み方
内田魯庵 「犬物語」

...口せざる犬は野犬と見做(みな)されて撲殺された...   箝口せざる犬は野犬と見做されて撲殺されたの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...それに小さな針鉄(はりがね)の輪を(は)めて...   それに小さな針鉄の輪を箝めての読み方
江見水蔭 「死剣と生縄」

...余ハ黙シテ不三敢テ出サ二一語ヲ一...   余ハ箝黙シテ不三敢テ出サ二一語ヲ一の読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...余ハ黙シテ不三敢テ出サ二一語ヲ一...   余ハ箝黙シテ不三敢テ出サ二一語ヲ一の読み方
京山人百樹 「北越雪譜」

...するとその拍子にうまく頤(あご)が(は)まるからな...   するとその拍子にうまく頤が箝まるからなの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...こてこて(は)めた指環...   こてこて箝めた指環の読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...併しあんな常識を外れた策略は侯の柄にまるものでない...   併しあんな常識を外れた策略は侯の柄に箝まるものでないの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...これを外にしては政府教門の制する所とならず...   これを外にしては政府教門の箝制する所とならずの読み方
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」

...然し私に子のあるといふことが何時でも父の口をませました...   然し私に子のあるといふことが何時でも父の口を箝ませましたの読み方
長塚節 「教師」

...人がわが口を(かん)するからである...   人がわが口を箝するからであるの読み方
夏目漱石 「野分」

...むしろ計らずその地位に(はま)ったという場合が多い...   むしろ計らずその地位に箝ったという場合が多いの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...ふと口を(つぐ)んで顔を曇らせる...   ふと口を箝んで顔を曇らせるの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...(はま)らぬは尤(もっとも)とはいひながら...   箝らぬは尤とはいひながらの読み方
三木竹二 「両座の「山門」評」

...七輪へかけるなら辷(すべ)らないように木の枠を七輪の方へ(は)めればよし...   七輪へかけるなら辷らないように木の枠を七輪の方へ箝めればよしの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...それから鍋をスポリとめるが一旦火になった炭だから決して消えない...   それから鍋をスポリと箝めるが一旦火になった炭だから決して消えないの読み方
村井弦斎 「食道楽」

......   の読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...1855なんの制(けんせい)も受けずに...   1855なんの箝制も受けずにの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

「箝」の読みかた

「箝」の書き方・書き順

いろんなフォントで「箝」

「箝」の英語の意味


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