...彼らは結婚の算段をつけているようだ...
...まだ計画の算段がついていないため、予定は未定だ...
...来年の新しいビジネスに向けて、算段を整えなくてはいけない...
...事故の際の保険のことも考えて、算段を立てておいた方がいい...
...いいアイデアでも、コストの算段が立たないと実現は難しい...
...金子(かね)は為替(かわせ)で無理算段で返しましたが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...第二は夏三爺(かだんな)から出る二十五両の雪白々々(シュパシュパ)の銀をそっくり乃公(おれ)の巾著(きんちゃく)の中に納めて一文もつかわねえ算段だ」小栓はしずしずと小部屋の中から歩き出し...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...それまでの算段が容易ぢやなかつたんですよ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...そしていろいろと自分でも無理算段(むりさんだん)をしたようですわ...
海野十三 「脳の中の麗人」
...僕と一ぱい飲もうという算段にちがいないと僕は賢察していたのである...
太宰治 「未帰還の友に」
...寒くなつてからの着料なぞは兎ても算段の見込みが立たなかつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...一歩も屋敷へ近づけない算段なんです...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...そして夜中に不意打ちする算段だった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...牝狐を訪ねる算段で...
中原中也 「山間秘話」
...算段(さんだん)に出掛(でか)けたんです」と今度は細君の方から切り出した...
夏目漱石 「野分」
...無理算段で建てた長屋は焼かれる...
羽志主水 「越後獅子」
...二号を家に引きこむ算段らしいわい...
火野葦平 「花と龍」
...女と引き換えに……という算段といたそうか...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...話を詰める算段だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...初めて見る妙な敵をどう攻撃しようか算段している...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...もう少し食べる算段をしてからだな...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...ひと先づ金の算段に出て行つて呉れと云ふところがあるでせう...
吉井勇 「或る日の小せん」
...こんどは家康のふところへ食(く)いいる算段(さんだん)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
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