...彼らは結婚の算段をつけているようだ...
...まだ計画の算段がついていないため、予定は未定だ...
...来年の新しいビジネスに向けて、算段を整えなくてはいけない...
...事故の際の保険のことも考えて、算段を立てておいた方がいい...
...いいアイデアでも、コストの算段が立たないと実現は難しい...
...酒場のおこぼれにしこたまありつこうという算段である...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...たゞ匁(もんめ)で連出(つれだ)す算段(さんだん)...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...醤油(したじ)に水を割算段...
泉鏡花 「歌行燈」
...それまでの算段が容易ぢやなかつたんですよ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...いざといえば何処(どこ)かへ立ち退(の)く算段……天候は悪く...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そんな大金を算段出来たの?」父は酒と煙草とおいしい副食物のために...
太宰治 「家庭の幸福」
...自分では早くも雪子を貰(もら)う算段をしていること...
谷崎潤一郎 「細雪」
...河野が八百円の金を無理算段して...
豊島与志雄 「好意」
...夫婦(ふうふ)はわが時間(じかん)と算段(さんだん)の許(ゆる)す限(かぎ)りを盡(つく)して...
夏目漱石 「門」
...「仕事の手を緩(ゆる)めて怠ける算段計(ばか)り為(し)てけツかる...
羽志主水 「監獄部屋」
...もとより無理算段でやった仕事だけに...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...二号を家に引きこむ算段らしいわい...
火野葦平 「花と龍」
...家内中に綿入れの一枚も引張(ひっぱ)らせる算段を為(し)なければならぬ...
二葉亭四迷 「平凡」
...闇に紛れて逃げる算段だろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...腦味噌(のうみそ)痛(いた)めぬ算段(さんだん)ばかり...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...其(その)金もやつぱり人の好さ相(さう)なあの弟が算段したのだらうと想つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...何とか算段をしておくんなさい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...とにかくすぐ食べられる物を算段するため少年の頭脳でありッたけの智恵をしぼったつもりだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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