...年は生れてから死ぬまでを一つと算えることにする...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...わたしは「一つ」をも算えることができない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...今までに日本人でこの研究所で勉強した人は算える位しかない...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...その時間もまた勉強している時間の中に算えることが出来るであろう...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...墨汁の微水滴の中にある墨の粒子の数を算えることが出来る...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...土手の桜を算えるんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...算える要もないが...
牧野信一 「「尾花」を読みて」
...鳴り響く鐘の響を算えるのを好みました...
牧野信一 「月あかり」
...再びビシッ! と音がして他の声が「ふたあーつ」と算える声...
三好十郎 「斬られの仙太」
...再びビシッ! と音がして他の声が「ふたあーつ」と算える声...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...漫(みだ)りに予を諸才子の中に算えるようになって居た...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...また日を算える方式が...
柳田国男 「海上の道」
...指を折って干支(かんし)を算える技術を学ばぬ以前から...
柳田国男 「海上の道」
...また小正月にも三が日五が日を算える例がある...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...次第に新しい妖怪の一種にこれを算えるに至ったのは注意すべき現象だと思う...
柳田国男 「山の人生」
...こういう算えるほどしかない遭遇以外には...
柳田国男 「雪国の春」
...分をもつて算える時間だ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...頭の振動を算えるように響く靴の音だけ耳に聞えて来た...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??