...それを白金箔に載せるか白金のカプセルに入れて赤熱する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...」「太陽の光を金箔に通すこと...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...――さう云ふ金箔ばかりけばけばしい言葉は...
芥川龍之介 「芸術その他」
...それと共に調帯が硝子(ガラス)の円筒と銀箔(ぎんぱく)の貼ってある板とを摩擦して電気をおこす仕掛けになっています...
石原純 「平賀源内」
...すると、錫箔の下に、栗色(くりいろ)のチョコレートは無くて、白い紙でもう一重(ひとえ)、包んであった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...威厳の箔(はく)をつけたあらゆる汚物を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...金銀の箔を置いて立派な絵が描れていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...金箔付の化物屋敷にされてしまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...箔(はく)を置いた埃及煙草(エジプトたばこ)の吸口が奇麗に並んでいる...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗助(そうすけ)は箔(はく)の剥(は)げた古(ふる)い額(がく)を一二枚(まい)讀(よ)んで歩(ある)いたが...
夏目漱石 「門」
...これは旨(うま)く仕上がったと思う彫刻には一日も早く箔(はく)を塗ってやりたい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ベタベタと金箔(きんぱく)を置かれてゐるところだつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――縫箔屋(ぬいはくや)を止(よ)してノラクラ者になった染吉が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...木で彫(ほ)つて金箔(きんぱく)を置いた佛樣が人殺しをするわけはねえ」仰天したのは瀧五郎です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...剥げたら金箔でも貼ってやりましょう...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...それは私の仕事の残る部分に箔をつけてくれるだろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...裏町を歩くと時折箔打(はくうち)の澄んだ音を耳に聞かれるでしょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...黒地に金の箔(はく)を散らし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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