...「今日の課税は八ルーブリだ」ワイトマンは鉛筆をとりあげて机の上の用箋に8ルーブリと書きつけた...
海野十三 「軍用鼠」
...ケリヤムグインを書簡箋に吸収させました...
海野十三 「地獄の使者」
...誰かが揮毫の依頼においていったものらしい画箋紙を切って「読意如読書」と筆を揮(ふる)い...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」坊主は画箋紙をくるくる巻いたと思ふと...
薄田泣菫 「茶話」
...いい劇団を教えて下さいって洋箋(ようせん)に書いて...
太宰治 「正義と微笑」
...書簡箋(しょかんせん)三枚に亘(わた)ってビッシリ一杯と...
橘外男 「雷嫌いの話」
...愛国婦人会へ寄贈すべき半切の画箋紙を暮羊君から寄贈して貰つた...
種田山頭火 「旅日記」
...……―――――彼は横に腹這いながら美角夫人からの附箋づきの手紙を読んでしまって...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...願書を書くことにきめていた用箋綴りの上にその絵を描きあげた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...机に向かい綺麗な便箋を手に取った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...横丁の文房具屋まで便箋を買ひにでて...
正岡容 「下町歳事記」
...竹添(たけぞえ)先生の箋(せん)に...
南方熊楠 「十二支考」
...これより先狩谷斎(かりやえきさい)の『倭名鈔箋註(わみょうしょうせんちゅう)』が印刷局において刻せられ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...狩谷斎(かりやえきさい)の『箋註和名鈔(せんちゅうわみょうしょう)』にも既に詳(つまびら)かに説いている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...きょう出された処方箋や...
夢野久作 「復讐」
...附箋がついて戻つて來た...
吉川英治 「折々の記」
...玄徳は雲箋(うんせん)を手にして...
吉川英治 「三国志」
...翌年の課税として金九フラン五十サンチーム納入すべしという新しい白箋を受け取った...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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