例文・使い方一覧でみる「筺」の意味


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...彼の底(きょうてい)の古写真は体と不吊合(ふつりあい)に頭の大きい...   彼の筺底の古写真は体と不吊合に頭の大きいの読み方
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」

...之を聖体の器ととに蔵せよとの神慮であつた...   之を聖体の器と筺とに蔵せよとの神慮であつたの読み方
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」

......   の読み方
高村光太郎 「智恵子抄」

...忰の(かたみ)の品を二品ほしいと仰ゃるんで...   忰の筺の品を二品ほしいと仰ゃるんでの読み方
徳田秋声 「躯」

...開かれざる書(しょきょう)と洋籍の棚(たな)は片すみに排斥せられて...   開かれざる書筺と洋籍の棚は片すみに排斥せられての読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...底(きょうてい)から出して見ると...   筺底から出して見るとの読み方
夏目漱石 「『吾輩は猫である』中篇自序」

...紅皿と筆をお松の手(てばこ)に入れたのは...   紅皿と筆をお松の手筺に入れたのはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...忽(たちま)ち愛(あい)ちやんは洋卓(テーブル)の下(した)に在(あ)つた小(ちひ)さな硝子(ガラス)(ばこ)に眼(め)がつきました...   忽ち愛ちやんは洋卓の下に在つた小さな硝子筺に眼がつきましたの読み方
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」

...ながい年月(としつき)そっと秘めてきた心の手(てばこ)ともいえよう...   ながい年月そっと秘めてきた心の手筺ともいえようの読み方
山本周五郎 「菊屋敷」

...それを脇へ直して扇(おうぎばこ)を取る...   それを脇へ直して扇筺を取るの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...ときおり美しい貼交(はりま)ぜの香(こうばこ)とか...   ときおり美しい貼交ぜの香筺とかの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...机の上の文(ふばこ)から鋏(はさみ)を取り...   机の上の文筺から鋏を取りの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

「筺」の読みかた

「筺」の書き方・書き順

いろんなフォントで「筺」


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