...封筒の絵はもっとはっきりしているが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...二三枚しかない封筒の束...
石川啄木 「病院の窓」
...煙管筒(きせるづつ)を忘れた...
泉鏡花 「悪獣篇」
...紺の筒袖にめくら縞(じま)の前垂(まえだれ)がけ...
泉鏡花 「歌行燈」
...それをもって綺麗に井筒屋を出る手つづきをさせようとしたのは翌朝のことであるが...
岩野泡鳴 「耽溺」
...井筒屋へ電報が来た...
岩野泡鳴 「耽溺」
...紙がそんなふうに動くからには、竹の筒から、空気が出たりはいったりしているにちがいありません...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...人々が円筒を出ると...
江戸川乱歩 「影男」
...上筒男命(うわつつおのみこと)の三人の神も...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...鉄砲の筒口をこちらに向けて...
薄田泣菫 「山雀」
...ふたりはもう煙筒の壁に穴をあけ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...父さんの寢る三疊の置床の隅に掛けて置きました」「不用心なことだな」「竹筒は置床(おきどこ)の柱のやうに見えました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尤も大井筒屋の先代は山氣があつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...花火筒の手軽なもののような鉄砲をつくり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...フイゴの筒のやうに憂欝さうに口を突(とが)らせ...
牧野信一 「城ヶ島の春」
...筒井は急いで塗籠(くら)から下りて行った...
室生犀星 「津の国人」
...」「間もなく日がくれると変った夜がおとずれて来る……」筒井は赧(あか)くなってうつ向いた...
室生犀星 「津の国人」
...河原の井筒屋へ上がッたことも知っていたので...
吉川英治 「江戸三国志」
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