...短歌秋の日し見まくよけむと筑波嶺の岩本小菅引き攀ぢて來ぬ明治三十五年春の川鬼怒川の歌こもり江の蒲のさ穗なす...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...(鹽原之山中蛤の化石を産す故に結末之に及ぶ)うみ苧集(一)二月二十五日筑波山に登りて夫婦餅を詠ずる歌并反歌狹衣の小筑波嶺ろは...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...反歌筑波嶺に後來む人も吾如くこゝだ欲る可き串もちひこれ三月のはじめ下總神崎の雙生(ふたご)の岡より筑波山を望みて詠ずる歌并反歌十握稻ふさ刈る鎌の...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...筑波嶺吾は...
長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...うみ苧集(五)茸狩をよめる歌并短歌筑波嶺は面八つあれど...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...筑波嶺の裾曲の田居は...
長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...春季雜咏淡雪の楢の林に散りくれば松雀が聲は寒しこの日は筑波嶺に雪は降れども枯菊の刈らず殘れるしたもえに出づ淺茅生の茅生の朝霜おきゆるみ蓬はもえぬ茅生の淺茅に枝毎に三また成せる三椏(みつまた)の蕾をみれば蜂の巣の如春雨のふりの催ひに淺緑染めいでし桑の藁解き放つ海底問答二月八日の眞夜中より九月にかけて旅順の沖に砲火熾に交れば...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...このとき文魚(とびのうお)というものゝとぶこと頻りなればよみける歌のうち三首大和嶺に日が隱ろへば眞藍なす浪の穗ぬれに文魚の飛ぶ見ゆ眞熊野のすゞしき海に飛ぶ文魚の尾鰭張り飛び浪の穗に落つおもしろの文魚かも枕これの船路の思ひ出にせむ戯れに萬葉崇拜者に與ふる歌并短歌筑波嶺の裾曲の田居も...
長塚節 「長塚節歌集 中」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...少し腹に力もつきたることなれば身も心もいさましく筑波嶺のノタリはまこと雨ふらばもろこし黍の葉も裂くと降れ其三明治三十六年八月十日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...朝草刈秋の田のかくめる湖の眞上には鱗なす雲ながく棚引く武藏野の秋田は濶し椋鳥の筑波嶺さして空に消につゝ(道灌山遠望)豆(さゝげ)干す庭の筵に森の木のかげる夕に飛ぶ赤蜻蛉水泡よる汀に赤き蓼の穗に去りて又來るおはぐろ蜻蛉秋の日は水引草の穗に立ちて既に長けど暑き此頃科野路は蕎麥さく山を辿りきて諏訪の湖邊に暑し此日は秣刈り霧深山をかへり來て垣根にうれし月見草の花同第二會七日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...すなわち筑波嶺(つくばね)の雫(しずく)の田居(たい)などと称して...
柳田国男 「海上の道」
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