...大会前に目標を筋目に定める...
...この仕事の筋目は何か聞いてみよう...
...プレゼンの資料にもう少し筋目を追加する必要がある...
...この小説の筋目が分からない...
...収入アップが目的なら、節約が筋目になるかもしれない...
...むかし摂州伊丹(せっしゅういたみ)に神崎式部という筋目正しき武士がいた...
太宰治 「新釈諸国噺」
...その当日は数十軒(けん)の「筋目の者」たちは十六の菊(きく)のご紋章(もんしょう)の附いた裃(かみしも)を着ることを許され...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...からみ合った糸杉(いとすぎ)と薔薇(ばら)――才知の光の下に力強く筋目立って統一されてる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いちいち筋目をたてるうるさいやつだったが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...しだいに茫漠(ぼうばく)たる生田川のほとりを幾すじかの筋目を見せながら包んで行った...
室生犀星 「姫たちばな」
...津田という家は筋目のあるもので...
山本周五郎 「いさましい話」
...二百七十石余の筋目正しい家柄で...
山本周五郎 「菊屋敷」
...二た筋目の横丁を構わずとおりぬけたところに...
山本周五郎 「季節のない街」
...――自分は筋目(すじめ)の家柄ではあるが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...師とも仰ぐべき筋目のものを...
吉川英治 「新書太閤記」
...筋目の正しいことなれば聞きとどけてつかわすであろう」すると...
吉川英治 「新書太閤記」
...兄弟子なき者どもとて筋目筋目の縁を尋ね出し...
吉川英治 「新書太閤記」
...以後久しく明智家へ寄っていたいわば客臣ともいえる筋目の者だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...筋目立ってみたところで...
吉川英治 「新書太閤記」
...「苦情をいう筋目はない...
吉川英治 「新書太閤記」
...同じ筋目(すじめ)の者でありながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...不逞(ふてい)不埒(ふらち)なる秀吉の筋目ちがえを正さんとなし給うおこころに対し...
吉川英治 「新書太閤記」
...責任を問う筋目はない...
吉川英治 「松のや露八」
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