...大会前に目標を筋目に定める...
...この仕事の筋目は何か聞いてみよう...
...プレゼンの資料にもう少し筋目を追加する必要がある...
...この小説の筋目が分からない...
...収入アップが目的なら、節約が筋目になるかもしれない...
...無理にお願いして帰って来てしまいましたの」愛子はふだんの無口に似ずこういう事を話す時にはちゃんと筋目が立っていた...
有島武郎 「或る女」
...むかし摂州伊丹(せっしゅういたみ)に神崎式部という筋目正しき武士がいた...
太宰治 「新釈諸国噺」
...灰が綺麗に筋目を立てゝならしてあり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...「筋目の者」と呼ばれる旧家は数多くあって...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...さっぱりした竪縞(たてじま)の袷(あわせ)の筋目も正しいのを一着に及んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...慶安以後の法令には「依二其筋目一」とか「依二其品一」とか「吟味之上」とかいう語があって...
穂積陳重 「法窓夜話」
...小さい筋目の付いた天鵞絨の胴衣を着て...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...しだいに茫漠(ぼうばく)たる生田川のほとりを幾すじかの筋目を見せながら包んで行った...
室生犀星 「姫たちばな」
...二百七十石余の筋目正しい家柄で...
山本周五郎 「菊屋敷」
...「柿崎の家は吉田藩でも筋目の正しいものだと聞きました...
山本周五郎 「新潮記」
...家中(かちゅう)では筋目の家といわれている...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...――自分は筋目(すじめ)の家柄ではあるが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「筋目から申すなれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...御筋目を正されて...
吉川英治 「新書太閤記」
...いかに筋目を立てても...
吉川英治 「新書太閤記」
...巻紙には筋目の痕(あと)がついてある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...責任を問う筋目はない...
吉川英治 「松のや露八」
...僅に岩から岩の筋目を辿ってちょろちょろと流れているにすぎなかった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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