...大会前に目標を筋目に定める...
...この仕事の筋目は何か聞いてみよう...
...プレゼンの資料にもう少し筋目を追加する必要がある...
...この小説の筋目が分からない...
...収入アップが目的なら、節約が筋目になるかもしれない...
...灰が綺麗(きれい)に筋目を立ててならしてあり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...その当日は数十軒(けん)の「筋目の者」たちは十六の菊(きく)のご紋章(もんしょう)の附いた裃(かみしも)を着ることを許され...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...村では筋目正しい家(いえ)の一ツであった...
徳田秋声 「新世帯」
...これを償わんため多くは筋目なきものの子を金銀の持参にめでて貰い...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その皮を日にすかしてみると金いろのうぶ毛がはえて裏は象牙のやうに白く筋目がたつてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...大言壮語することを職としていた筋目の通る溢(あぶ)れ者(もの)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...さっぱりした竪縞(たてじま)の袷(あわせ)の筋目も正しいのを一着に及んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...筋目の中に食ひ込むやうに感じられた...
葉山嘉樹 「万福追想」
...小さい筋目の付いた天鵞絨の胴衣を着て...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...遂にその筋目を支配するやうになつたのだ...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...しだいに茫漠(ぼうばく)たる生田川のほとりを幾すじかの筋目を見せながら包んで行った...
室生犀星 「姫たちばな」
...「柿崎の家は吉田藩でも筋目の正しいものだと聞きました...
山本周五郎 「新潮記」
...原田は「筋目(すじめ)」といって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...」千鶴子は足袋の筋目にパラソルの先をあてがい...
横光利一 「旅愁」
...御筋目を正されて...
吉川英治 「新書太閤記」
...「苦情をいう筋目はない...
吉川英治 「新書太閤記」
...同じ筋目(すじめ)の者でありながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...巻紙には筋目の痕(あと)がついてある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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