...大会前に目標を筋目に定める...
...この仕事の筋目は何か聞いてみよう...
...プレゼンの資料にもう少し筋目を追加する必要がある...
...この小説の筋目が分からない...
...収入アップが目的なら、節約が筋目になるかもしれない...
...満代の頬にスーッと二筋目の糸が引いて...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...地平線を筋目にして向う側に折ったみたいな...
高見順 「いやな感じ」
...灰が綺麗に筋目を立てゝならしてあり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...灰が綺麗に筋目を立てゝならしてあり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...村では筋目正しい家(いえ)の一ツであった...
徳田秋声 「新世帯」
...ついここから二タ筋目の通りのある店家の内儀(かみ)さんが...
徳田秋声 「黴」
...からみ合った糸杉(いとすぎ)と薔薇(ばら)――才知の光の下に力強く筋目立って統一されてる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その皮を日にすかしてみると金いろのうぶ毛がはえて裏は象牙のやうに白く筋目がたつてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...いちいち筋目をたてるうるさいやつだったが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...小さい筋目の付いた天鵞絨の胴衣を着て...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...しだいに茫漠(ぼうばく)たる生田川のほとりを幾すじかの筋目を見せながら包んで行った...
室生犀星 「姫たちばな」
...津田という家は筋目のあるもので...
山本周五郎 「いさましい話」
...家中(かちゅう)では筋目の家といわれている...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...――自分は筋目(すじめ)の家柄ではあるが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...原田は「筋目(すじめ)」といって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...筋目正しい家の子を幕府に差出すもので...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「苦情をいう筋目はない...
吉川英治 「新書太閤記」
...不逞(ふてい)不埒(ふらち)なる秀吉の筋目ちがえを正さんとなし給うおこころに対し...
吉川英治 「新書太閤記」
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