例文・使い方一覧でみる「等分に」の意味


スポンサーリンク

...空(から)の椀とを等分に見比べてゐた...   空の椀とを等分に見比べてゐたの読み方
芥川龍之介 「芋粥」

...二人の顔を等分に眺めながら...   二人の顔を等分に眺めながらの読み方
芥川龍之介 「路上」

...森村と園とを等分に流し眄(め)で見やった...   森村と園とを等分に流し眄で見やったの読み方
有島武郎 「星座」

...可哀想なことをいたしました」「どうして御存じでしたの?」「どうして?」男は夫人と私の顔を等分に見ながら...   可哀想なことをいたしました」「どうして御存じでしたの?」「どうして?」男は夫人と私の顔を等分に見ながらの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」

...母と子とに等分に属するなどは不可能な事である...   母と子とに等分に属するなどは不可能な事であるの読み方
太宰治 「メリイクリスマス」

...横から手を翳(かざ)して凭(よ)っている私との顔を等分に見ながら...   横から手を翳して凭っている私との顔を等分に見ながらの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...蝋燭の光で等分にながめて...   蝋燭の光で等分にながめての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...竜之助とお雪ちゃんの面を忙がわしく等分に見比べようとしました時...   竜之助とお雪ちゃんの面を忙がわしく等分に見比べようとしました時の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...心棒と兄の顔を等分にみながらニヤニヤと笑つた...   心棒と兄の顔を等分にみながらニヤニヤと笑つたの読み方
中原中也 「耕二のこと」

...広田先生は寺とペンキ塗りを等分に見ていた...   広田先生は寺とペンキ塗りを等分に見ていたの読み方
夏目漱石 「三四郎」

...双方へ向けて等分に話をした...   双方へ向けて等分に話をしたの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...誰だとか言つたね」平次は二人を等分に見ました...   誰だとか言つたね」平次は二人を等分に見ましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その三つが等分に入交ったようなとでも言ッたら...   その三つが等分に入交ったようなとでも言ッたらの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...それから鮎の甘露煮(かんろに)は先ず鮎を白焼にしておきまして酒と湯と等分にしたもので二時間以上弱い火にかけて湯煮ます...   それから鮎の甘露煮は先ず鮎を白焼にしておきまして酒と湯と等分にしたもので二時間以上弱い火にかけて湯煮ますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...スポンジソースにすれば玉子と砂糖を等分に混ぜて湯煎にしながら泡立ててカステラの原料のようにしたものです...   スポンジソースにすれば玉子と砂糖を等分に混ぜて湯煎にしながら泡立ててカステラの原料のようにしたものですの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...また義通の方へも等分に向って...   また義通の方へも等分に向っての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...等分に見較べるような眼(まな)ざしをした...   等分に見較べるような眼ざしをしたの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...秀吉は眼をうつして傍らにいた堀久太郎秀政と秀勝とを等分に見てからこう云い出した...   秀吉は眼をうつして傍らにいた堀久太郎秀政と秀勝とを等分に見てからこう云い出したの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「等分に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「等分に」


ランダム例文:
   面目丸潰れ   諦め顔  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
独断専行   認知症   音楽療法  

スポンサーリンク

トップへ戻る