...切支丹坂(きりしたんざか)下から第六天をまっしぐら...
泉鏡花 「薄紅梅」
...今は小石川第六天町(だいろくてんちょう)横田方にお住居です...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年一月号)」
...そこで第六天を思い出してこの句に使ったのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...第六天のところを通って家路に帰りつつあるさびしい心持であります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...「何方かお探しになっておりますか」「私は第六天坂の下に叔母がいると云うことを聞きまして...
田中貢太郎 「花の咲く比」
...小石川水道端(すいどうばた)なる往来(おうらい)の真中に立っている第六天(だいろくてん)の祠(ほこら)の側(そば)...
永井荷風 「日和下駄」
...フラフラとして第六天の方へ向いて歩いて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...第六天の神主の鏑木甲斐(かぶらぎかい)という人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...フラリフラリと第六天の前へさしかかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あわてて第六天の社内へ逃げ込みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...平右衛門町から第六天の方へ向いています...
中里介山 「大菩薩峠」
...第六天の社(やしろ)の少し手前のところの路傍に...
中里介山 「大菩薩峠」
...第六天の前から柳橋へかけて斬り結んでいたところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...小石川第六天町の徳川家に持つてゆき...
蜷川新 「天皇」
...私の生れは小石川の第六天...
野村胡堂 「江戸の火術」
...第六天町に居る父親...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...小石川の第六天に上邸のある阿波のさる殿様...
久生十蘭 「玉取物語」
...……中通りをまっすぐにつき当ると第六天(だいろくてん)の社である...
山本周五郎 「柳橋物語」
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