...第一戦は富江方の勝に帰した...
石川啄木 「鳥影」
...第一戦に勝利を得た心地(ここち)である...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...第一戦隊、射撃準備!」対空射撃高度が十キロを越す十糎(センチ)高射砲の陣地では、一斉に砲弾と火薬とが填(こ)められた...
海野十三 「空襲下の日本」
...何でも第一戦にはほとんど手出しが出来ず...
中谷宇吉郎 「雑記」
...『竜驤(りゅうじょう)』と『鳳翔(ほうしょう)』は第一戦隊『長門』『陸奥』『山城』等の蔭にかくれている...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...『長門』『陸奥』『山城』の第一戦隊...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...既にその第一戦において勝利を占めたことであるから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...――競馬場の中では初日ゲームの第一戦を報ずる爆音が揚がった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...さきに水関(しすいかん)の第一戦で惨敗を喫してから後...
吉川英治 「三国志」
...「血祭の第一戦だ...
吉川英治 「三国志」
...第一戦の雌雄を決し...
吉川英治 「三国志」
...とまれ第一戦はまず味方の大勝に帰したわけであるから...
吉川英治 「三国志」
...序戦は、その主力と馬超の部下、呉蘭(ごらん)、任双(じんそう)の兵とから開始され、その第一戦に、任双は討たれ、呉蘭は敗走した...
吉川英治 「三国志」
...殊に、第一戦区の、東野山から堂木山までの間は、柵と塹壕(ざんごう)で、蜿蜒(えんえん)と繋(つな)がれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの旗挙げの第一戦に...
吉川英治 「親鸞」
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