...根白葦(ねじろあし)の笛吹きて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...口笛吹きて剛勇のヂオメーデースに相圖なす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...笛吹きのじいさんが...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
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野口雨情 「螢の燈台」
...ヴォクトを吹いてきかせてお呉れ」笛吹きは「俺そんなの知らないよ」と云いました...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...プカと笛吹きとが入って行くとお婆さん達は立ち上り「これはこれは...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...「この方達のお慰みに音楽を奏してあげなさい」笛吹きは云われる通り笛を吹きました...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...笛吹きが今にもプカの背中に来た時通りの肩車をしようとしていると...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...半馬鹿の笛吹きを肩車にのせ...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...ガルウェーに彼ほどうまい笛吹きは他に一人もいませんでした...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...風のささら(びん簓を言ひかけてか)芦の葉の笛吹きならしとある...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...ひょっこり帰った 笛吹き男...
ロバアト・ブラウニング 楠山正雄訳 「魔法の笛」
...笛吹き男も おどり子たちも...
ロバアト・ブラウニング 楠山正雄訳 「魔法の笛」
...彼奴は一種独特な笛吹きの術と弁舌をもつて人をたぶらかす手腕に長けてゐて...
牧野信一 「酒盗人」
...その声を和らげたり強くしたりさまざまに加減したというあの笛吹きは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに鉾(ほこ)を持って舞っていた猿田彦命(さるだひこのみこと)もお囃子(はやし)の鼓師(かわし)や笛吹きもみな総立ちに乱れ立って...
吉川英治 「江戸三国志」
...芝居町の笛吹きの立(たて)で...
吉川英治 「松のや露八」
...まして手紙のうちにある眉目(みめ)うるわしい女性の笛吹きといえば...
吉川英治 「宮本武蔵」
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