...夕風の空高く竹問屋の青竹の聳立(そばだ)っている竹河岸(たけがし)を左手に眺め真直(まっすぐ)な八丁堀(はっちょうぼり)の川筋(かわすじ)をば永代(えいたい)さして進んで行った...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...炭町の竹河岸で止まりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...」竹河岸の材木やは...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...酔い乱れて「竹河(たけがわ)」を歌っている中に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「竹河(たけかわ)」をいっしょに歌ったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...竹河(たけかは)のはしうちいでし一節(ひとふし)に深き心の底は知りきやという歌もある手紙を送って来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...竹河によを更(ふ)かさじと急ぎしもいかなる節(ふし)を思ひおかましこの時以来薫は藤侍従の部屋(へや)へよく来ることになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「竹河」を歌って階(きざはし)のもとへ歩み寄る時...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...竹河のその夜のことは思ひいづや忍ぶばかりの節(ふし)はなけれどだれかの言ったこの歌に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...流れての頼みむなしき竹河に世はうきものと思ひ知りにきと答えて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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