...省作は歯ぎしりをかんで競うて見ても...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...鎌の血と色を競うかとも見えた...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...如何(いか)にも列強の軍備を競うは明らかに兵禍の端を成するものであり...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...そういうような相手と速さを競うことは自分には到底無駄だということがわかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...江戸は美食を競うところであって...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...着る物に都雅(みやび)を競う面白さはなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...先日來の同期卒業生丈けの集りよりも一層人數と時代がふえて話の範圍がひろくなつたので皆々競うて思ひ出話をする...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...恣に食らい競うという風であった...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...孔雀(くじゃく)は妍(けん)を競う宮女(きゅうじょ)のように羽根をひろげて風の重みを受けておどおどしている...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...蝉の声が益々落日の蔭でピツチを競うてゐる梢を見上げた...
牧野信一 「創作生活にて」
...春闌(たけな)わにして日光を受け競うて小なる黄色の頭状花(舌状花より成る)を開きすこぶる美観を呈する...
牧野富太郎 「植物記」
...馬の脚なみと同じ速力を競うて...
室生犀星 「野に臥す者」
...実は百花の美を競う有様であります...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...山は既に春深く樹々(きぎ)は緑を競う...
柳宗悦 「全羅紀行」
...越後米は庄内米と覇(は)を競うでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...中世以前からこれとよく似た賭弓(のりゆみ)の御式(おしき)があって射手(いて)は右左に分れて勝負を競うほかに...
柳田国男 「こども風土記」
...いつでも死のうとこの階級は競う気持すらあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...夜でも競うて父親の懷(ふとこ)ろに眠らうと力めて居るといふ有樣...
若山牧水 「一家」
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