...そういうような相手と速さを競うことは自分には到底無駄だということがわかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...他の貿易商たちも競うてこれを模し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...かくの如く互いに壮麗高大を競う今日となっては...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...このことで競うなら今まであったどんなやつにだって負ける気すらせんのですわ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...吹けよ河風上れよ簾(すだれ)の三下(さんさが)りに呑(の)めや唄(うた)えの豪遊を競うものは稀(まれ)であったが...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...日本橋(にほんばし)の大通(おおどおり)を歩いて三井三越を始めこの辺(へん)に競うて立つアメリカ風の高い商店を望むごとに...
永井荷風 「日和下駄」
...トリックの新奇を競う結果...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...読者のチャンスは自己の機知を合理的な探偵と競うところにある...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...定家(ていか)の糟粕(そうはく)をしゃぶるでもなく自己の本領屹然(きつぜん)として山岳と高きを争い日月と光を競うところ実に畏(おそ)るべく尊むべく覚えず膝(ひざ)を屈するの思い有之(これあり)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...ただ少しの御愛寵(あいちょう)の差を競うのに意義があるのだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二つが一つになって美しさを競うている場合があるのです...
室生犀星 「陶古の女人」
...三人の弟子は競うてかかりつめたが...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...競うためには多く作らねばならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...色を競う様々な花の間に...
柳宗悦 「民藝四十年」
...第二職業広告用の理髪彼女達職業婦人のグループはこうしたわけで派手を競うた...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...攻め競う味方を指揮していた...
吉川英治 「三国志」
...名を競うものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...夜でも競うて父親の懷(ふとこ)ろに眠らうと力めて居るといふ有樣...
若山牧水 「一家」
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