...凡そ、村で人気のあるらしく見えるのは、此家と鍛冶屋と、南端近い役場と、雑貨やら酒石油などを商(あきな)ふ村長の家の四軒に過ぎない...
石川啄木 「赤痢」
...端近い女部屋から終(つい)に奥深い女部屋に伝わった...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...氷河の末端近いところにはたくさんできている...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...端近い近壁の家々も不思議に静かである...
原民喜 「冬日記」
...端近い革張の椅子に腰を下ろした...
堀辰雄 「菜穂子」
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