...作家の端的な気もちが...
上村松園 「双語」
...神秘的なまでに先端的な西洋世界から来たもう一人の人物と知り合いになるのを心待ちにしていた...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「西洋科学は素晴らしい」
...同様の原因から再び同様な事故を起こすことのないような端的な改良をすべての機体に加えることができるようになったことである...
寺田寅彦 「災難雑考」
...現在先端的な問題の一つと考えらるる宇宙線の研究でも...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...それは尖端的なものとなることによって商品価値を生じる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...印象は大抵単純で端的な好悪・快不快というような抽象的な規定として受け取られるのであり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...「今日その最も尖端的なる力は何と云っても武力であるが故に...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...風俗が芸術的な面白さにまで高められるのはそれが思想の端的な市井的表現という形をとるからである...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...だが実は風俗こそ社会に於ける思想の最も端的な表現だという事実を考えて見ただけでも...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...高い低いは最も端的な明瞭な表現であって...
豊島与志雄 「文学精神は言う」
...そこに深い快適性をもって端的なる反省を為すこと...
中井正一 「スポーツの美的要素」
...或る異端的なる美のユートピアを求めていたから...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...白川が例の端的な気性で...
平出修 「瘢痕」
...むしろ玄洋社のこうした気風に対して異端的な考えをさえ抱いていたらしい事が...
夢野久作 「近世快人伝」
...その中に含まれている尖端的な芸術味を驚異玩味しつつ彼等の芸術に取り入れ初めて以来...
夢野久作 「能とは何か」
...官能的表徴は少くとも純粋客観からのみ触発された経験的外的直感のより端的な認識表徴であらねばならぬ...
横光利一 「新感覚論」
...私の茲(ここ)に書く物も私の端的な直観を順序に頓着(とんじゃく)しないで記述する外はない...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...端的な問題としてみよう...
吉川英治 「随筆 新平家」
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