...コピー機で原稿を10枚印刷したが、全部で20枚必要なので、端本を追加印刷する...
...レポートの記述には書籍の端本を引用することが多い...
...図書館では貴重書の端本は、特別な取り扱いをされることがある...
...太古の書物は端本だけが残されているものが多く、それらを研究することで歴史や文化を知ることができる...
...端本が綺麗に保存されている書物は、美しい製本がされていることが多い...
...大川端本所会館は震災前の安田家の跡に建ったのであろう...
芥川龍之介 「本所両国」
...表紙の襤褸(ぼろ/\)になつた孝經やら十八史略の端本やらを持つて...
石川啄木 「二筋の血」
...表紙の襤褸(ぼろぼろ)になつた孝経やら十八史略の端本(はほん)やらを持つて...
石川啄木 「二筋の血」
...そしてふとミシュレーの端本(はほん)をひらいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...少しばかりの小説の端本(はほん)で補われ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...赤っぽい古い端本(はほん)が一冊見えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「端本(はほん)が多うございますけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...且つそれが端本(はほん)であったため遂にその書の版本を買うことを思い立ち...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...それは端本(はほん)であつたやうだが...
正岡子規 「病牀六尺」
...紅葉全集の端本(はほん)...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...どうもこんな本が端本(はほん)になっているのは不思議だと思いながら...
森鴎外 「独身」
...「それじゃあわざと端本にして分けて売ったのでしょう...
森鴎外 「独身」
...端本にして置けば...
森鴎外 「独身」
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