...瞑想の時には、端坐すると集中しやすい...
...私は今日も座禅の練習で、30分間端坐した...
...端坐は、姿勢が素晴らしい瞑想の体勢である...
...ヨガのポーズに、端坐がある...
...希望する場合は、穏やかな場所に端坐して、自己反省する時間をとってみてください...
...端坐して待ち構えていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...なぜならつんぼは人の云うことを聴(き)こうとして眉(まゆ)をしかめ眼や口を開け首を傾(かたむ)けたり仰向(あおむ)けたりするので何となく間(ま)の抜(ぬ)けたところがあるしかるに盲人はしずかに端坐(たんざ)して首をうつ向け...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...それでもきちんと端坐していた...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...いつものように端坐して...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...布団も無しに端坐して...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...大風の吹き去ったあとの枯野に端坐している心持で...
中里介山 「大菩薩峠」
...蒲団(ふとん)の上に端坐しながら枕元の燈火(あかり)を掻(か)き立てました...
中里介山 「大菩薩峠」
...机の前へ端坐してながめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...丈太郎は其の場に端坐しました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...それを追い散らしてから、金五郎は、端坐して、魚桶の前に腕組みしたまま、しばらく、動かなかった...
火野葦平 「花と龍」
...上座の席に端坐した師匠の前で...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...佗びしき朽縁に端坐して...
正岡容 「寄席風流」
...灯のない部屋の暗がりに端坐しており...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ちらっと瞬間思ったばかりでぼんやり彼は端坐をつづけていた...
横光利一 「旅愁」
...夜は暁にいたるまで端坐してうごかず...
吉川英治 「三国志」
...一対(つい)に端坐している前へすすんで...
吉川英治 「新書太閤記」
...その石碑移転の際に、人夫が碑の下を発掘したところが地下から備前焼の大甕(おおがめ)が出て来て、甕の石ブタを取り除(の)けてみると、端坐した人間が、在世の姿のまま澄んだ水に浸(ひた)っていたという話が残っている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...大甕の中に紋服で端坐していたという人間の遺骸はいったい誰か...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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