...警視は燃え残った緑色の小切手帳の端っこを掘り出した...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...部屋の端っこにおかれたテーブルの上で燃えている蝋燭は...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...下々の者には着物の端っこさえも見せないのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...もう一度妙子の寝台の端っこに登って...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...丁度その時、「一関から写真が届きました」お高が持って来た引伸写真の包、引き割くように開いて見ると、中から出たのは四切(よつぎり)の写真で、平泉館の地下の宝庫の絵図面が、銅板の原図よりも明瞭に見られるばかりでなく、端っこの方に、小刀(ナイフ)か何かで引っ掻いた文字...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...端っこを包んだ手拭をほぐすと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下水の端っこに踞(しゃが)んだ八五郎の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たった一つ変ったのがあるはずだ」「?」「端っこをちょいと紅(べに)で染めた御神籤だよ――天地紅の御神籤なんかどこのお寺へ行ったって出るものじゃない」「ヘエ――」「あの娘は観音様の本堂からここまで来るあいだに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「鳶頭の銀次は茶が好きじゃないから、半分しか呑まなかったんで、一番先に気が付いたそうですよ、ハッと思って見ると、本堂に担(かつ)ぎ込んで、台の上へ杉なりに積んだ、三つの千両箱が無い、思わず這い寄って、空っぽの台を叩きながらわめき立てたということですよ」「で?」「続いて、阿波屋の夫婦も、四人の人足も気が付いたが、肝甚の娘お由利と、手代の宗次郎の姿が見えない――娘は庫裡に行って居る筈――と、廊下伝いに行ってみると、廊下の端っこに、手代の宗次郎が、胸を一と太刀、心(しん)の臓をえぐられて、蘇芳(すおう)を浴びたようになって死んで居る」「娘は?」「庫裡に居ましたよ、正体もなく睡りこけて、両手にひしと曙染の大振袖を抱いたまま」「装束を変えて逃げたのか」「曲者はその小姓にきまって居ますが、何処へ逃げたか、まるで見当もつかず、第一、三千両を持って行ったとすると、合棒(あいぼう)が無きゃなりません」八五郎は八五郎だけの知恵を傾けるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...往来の端っこにあったそうで」死骸は明らかに絞殺で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...切り取った赤い端っこを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――あの赤い端っこは最初焼き捨てる気だったかも知れないが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その紙の端っこの方に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――「もうおおかた端っこのとこでさ」「端っこのところだって!」と...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...客車の後部が端っこに見える...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
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山之口貘 「鮪に鰯」
...最初に掘り返した下積みの土の端っこに...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...視界の端っこにあった時計が...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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