...健は一ばん端っこの子豚のいるところへ走った...
壺井栄 「大根の葉」
...この辺は熊本市も一等端っこの町はずれで...
徳永直 「冬枯れ」
...短銃の引金に絡んだ紐の端っこを...
野村胡堂 「踊る美人像」
...下水の端っこに踞(しゃが)んだ八五郎の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...辰蔵が本当に手拭の端っこへたの字を書いたかどうか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この端っこのたの字は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...だから明るいうちに外廻りを見ようと言ったんだ」窓の下に置いた乾物の俵の端っこに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「その小判を入れた竹筒の長さはどれほどあったんだ」「置床(おきどこ)の端っこの臍(へそ)へ立てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お役に立てば何でもやりますよ」七平は縁側の端っこへ出て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その縄の端っこで頸(くび)を吊って死んでいたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――あの赤い端っこは最初焼き捨てる気だったかも知れないが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その紙の端っこの方に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……あたしの部屋は備前堀の側の庭に向いた端っこで...
久生十蘭 「魔都」
...人生の端っこに起こる事件からとってきたものであるというのであります...
平林初之輔 「ブリユンチエールの言葉について」
...)建物の余ったところや端っこの...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...――「もうおおかた端っこのとこでさ」「端っこのところだって!」と...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...どこへ行ってたのさ」「東京の端っこのね...
山川方夫 「待っている女」
...その端っこをつまんで細君の眼のまえに突きつけた...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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