...警視は燃え残った緑色の小切手帳の端っこを掘り出した...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...端っこを少しのぞかせておいてくれる...
豊島与志雄 「復讐」
...もう一度妙子の寝台の端っこに登って...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...下水の端っこに踞(しゃが)んだ八五郎の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...辰蔵が本当に手拭の端っこへたの字を書いたかどうか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...外神田一円と下谷(したや)浅草の端っこだけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大福帳の端っこを鋏(はさみ)で切ったのじゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――その手拭の端っこを持って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...端っこの方に居た女主人のお兼を始めとして十三人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...端っこの二ヶ所は水へ落ちる覚悟でなきゃ切れない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...硯(すずり)を拝借願えませんか」平次は縁側の端っこに腰をおろしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その下に棒の端っこを噛ませ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人生の端っこをのぞいたばかりなのに...
久生十蘭 「あなたも私も」
...室の端っこの、なんとなく怖いような気のする一つの角に、八フィートか十フィートくらいの四角い囲いがあって、そのなかには、私たちの校長である尊師ブランスビイ博士の「祈祷(きとう)時間中」の聖室(サンクタム)があった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...絨毯を元に戻している時、足が炉縁(ろぶち)に当って、端っこがずれた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...この端っこのから行きましょうか...
山川方夫 「恐怖の正体」
...絶対におれたちみたいに道の端っこなんかじゃやらない」「ふうん」と信二はいった...
山川方夫 「その一年」
...「あの端っこの、背の高いの」と信二は赧くなる顔をそむけながらいった...
山川方夫 「その一年」
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