...僕は身体が竦むように感じた...
海野十三 「深夜の市長」
...またこれから歸つてしなければならないと言ふ考だけで身が竦むやうです...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...私はぞっと身が竦むような感じを受けた...
豊島与志雄 「悪夢」
...はつとして立竦む...
北條民雄 「重病室日誌」
...その声のする度びに立ち竦む...
本庄陸男 「とも喰い」
...体の竦む想ひをした...
牧野信一 「明るく・暗く」
...」そんなに云はれると、私もつひその気になり、あんなことぐらゐならと眼を据ゑるのだが、いざとなると、千仞の谷底へ飛び降るかのやうに胸が冷え、脚が竦むのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...聞くだに五体が竦む怕ろしさだつた...
牧野信一 「病状」
...そう思うと恥ずかしさで身が竦むような気持だった...
山本周五郎 「城を守る者」
...どうしてこんなに身の竦むような気持がするのだろうか...
山本周五郎 「契りきぬ」
...まことに身の竦む思いでございますが...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...一瞬強く足の立ち竦む思いに打たれるのだったが...
横光利一 「旅愁」
...思わずそこに立ち竦む...
吉川英治 「江戸三国志」
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