...彼は童顔で年齢よりも若く見える...
...彼女は童顔なのに大人っぽい服装をしている...
...童顔だからといって幼稚な考えをしているわけではない...
...童顔にコスプレをすると、可愛らしさが倍増するね...
...童顔の男性も、大人っぽいヒゲを生やすと魅力的に見えることもある...
...いつも頬(ほお)に赤みのさした中尉の童顔へ目を移した...
芥川龍之介 「文章」
...いな光る剣捧(ささ)げし童顔の翁(おきな)あり...
石川啄木 「詩」
...まっかな童顔(どうがん)を少年の方によせてくる...
海野十三 「海底大陸」
...彼の童顔はただ好人物らしくふくよかな...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...童顔鶴髪のまま永き眠をつづけしと云う牧羊者エンディミリオンの説話を変形せしものなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...自分自身で私を迎えに飛び出して来られた白髪童顔の老博士を目前に眺めたことであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...一人は髪も頬髭もむしやむしや生えた童顔の太つた男で一人は背のひよろ長い神経質らしい顔をして長い髪の毛を綺麗に撫でつけた若い男であつた...
田中貢太郎 「蛾」
...童顔の男は麦藁の入つてゐる空になつたコップを弾くやうにしてみせた...
田中貢太郎 「蛾」
...」童顔の男は急に椅子から立つた...
田中貢太郎 「蛾」
...一人はお高で一人は色の白いでっぷり肥った童顔の髭(ひげ)のある男であった...
田中貢太郎 「春心」
...時たま店へ来る童顔の頬髯(ほおひげ)の生えた老人が来た...
田中貢太郎 「萌黄色の茎」
...そのスラリとした長身に青白い童顔を微笑させ...
田中英光 「さようなら」
...童顔という方の円(まる)いかおだちでござりますが...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...………」幸子は泣く時に腕白じみた童顔になるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...心外道人(しんがいどうじん)と人はよんでおりましたが、だれもほんとうの名を知ったものはなく、白髪童顔、ツルのごとくやせて、道衣だけが、いつでもまっ白なので穴居の人らしくない、すがすがしさと不気味さをかんじさせます...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...露骨にうれしそうな童顔になって...
火野葦平 「花と龍」
...あっけらかんと気楽な童顔に戻った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...こう呟きながら童顔の眦(まなじり)をつぶった老翁は...
吉川英治 「剣難女難」
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