...彼は童顔で年齢よりも若く見える...
...彼女は童顔なのに大人っぽい服装をしている...
...童顔だからといって幼稚な考えをしているわけではない...
...童顔にコスプレをすると、可愛らしさが倍増するね...
...童顔の男性も、大人っぽいヒゲを生やすと魅力的に見えることもある...
...いつも頬(ほお)に赤みのさした中尉の童顔へ目を移した...
芥川龍之介 「文章」
...テレヴィジョンで有名なW大学の工学部主任教授の土佐博士の丸い童顔や...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
......
高木貞治 「ヒルベルト訪問記」
...」童顔の男は急に椅子から立つた...
田中貢太郎 「蛾」
...ちいさな紅(あか)い塩瀬(しおぜ)の袱紗(ふくさ)を二つにたたんで両端を持ってぴったり口にふたをするのでござりましたがそういう時はいつもの童顔が幼稚園の子供の顔のようにみえて二十(はたち)を越した人のようにはおもえなんだと申します...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...奥からゴマ塩頭のツルツルと滑つこい皮膚を持つた六十あまりの童顔のぢいさんが...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...心外道人(しんがいどうじん)と人はよんでおりましたが、だれもほんとうの名を知ったものはなく、白髪童顔、ツルのごとくやせて、道衣だけが、いつでもまっ白なので穴居の人らしくない、すがすがしさと不気味さをかんじさせます...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...露骨にうれしそうな童顔になって...
火野葦平 「花と龍」
...無邪気な童顔が曇った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...もうひかされちゃったんですよ」童顔をほころばせてA氏は大きく笑った...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...なお老いた童顔の奇抜な図案家と...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...父のそばに机を置いて詩をかいたことを思へば私は童顔白皙な額にその微笑を思ひ出すのだ...
室生犀星 「愛の詩集」
...鬚(ひげ)だらけの脱獄囚みたいな友吉おやじと、鶴髪童顔、長髯の神仙じみた老ドクトルが、グラグラ煮立(にえた)った味噌汁と虎鰒(とらふぐ)の鉢を真中に、片肌脱ぎか何かの差向いで、熱燗(あつかん)のコップを交換しているじゃないか...
夢野久作 「爆弾太平記」
...羨(うらや)まし、友は童顔、いつまでも童顔、今日(けふ)逢(あ)へば、いみじき気高(けだか)ささへも添ひ給(たま)へる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...童顔の眦(まなじり)を神々しくふさいで...
吉川英治 「剣難女難」
...白髪童顔(はくはつどうがん)の翁(おきな)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...中西さんのあの白いヒゲの童顔を...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...童顔のうちに一種の仙味がある...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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