...童蒙無知で物事を理解できない...
...外国語は未だに童蒙の状態である...
...世間の荒波に童蒙な若者は簡単に流されやすい...
...童蒙な考え方をして、大人間違った判断をすることがある...
...きちんと教育を受けることで童蒙から脱却することができる...
...これはいわゆる童蒙のためにもなろうが...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...童蒙のたすけ少からじ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...余今尽ク添テレ之以テ便スト二童蒙ニ一...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...余今尽ク添テレ之以テ便スト二童蒙ニ一...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...苦行(くぎやう)して祈(いの)ればいづれの神仏も感応(かんおう)ある事を童蒙(どうもう)に示(しめ)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...童蒙先習、通鑑、それから四書か...
林不忘 「安重根」
...童蒙(どうもう)な顔の体のずんぐりした小女の...
徳田秋声 「仮装人物」
...童蒙(どうもう)な表情をしていた...
徳田秋声 「縮図」
...栗栖もちょっとてこずるくらい童蒙(どうもう)な表情をしていた...
徳田秋声 「縮図」
...自分自身の童蒙的な剛情を通すほか...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...其他蒙卦には發蒙・包蒙・困蒙・童蒙・撃蒙...
内藤湖南 「易疑」
...『童蒙福音書』(第八章九ー一三)にはこう記されてある...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...嗚呼(おこ)なる所為なれど童蒙のために註しつ(以上馬琴の説)...
南方熊楠 「十二支考」
...この説童蒙のために注しつといえど奇を好める説なり...
南方熊楠 「十二支考」
...その由を説かるべきにその説なきをかく言わば童蒙をしてかえって迷いを生ぜしむべきにやと(『古今要覧稿』五三一巻末)...
南方熊楠 「十二支考」
...こいつはなつかしい」童蒙村塾(どうもうそんじゅく)とある一家屋を見かけると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お手をとって童蒙(どうもう)のお導きをして賜うたころから今日まで...
吉川英治 「親鸞」
...童蒙(どうもう)道場よみかきしなん無可(むか)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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