...童男(どうなん)童女(どうぢよ)を食とするモロックよりも虚誕(きよたん)にして又...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...その時(かみ)童男(おぐな)にましけるが...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...名は倭童男王(やまとおぐなのみこ)という者だ...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...童男(をぐな)のひとり...
薄田淳介 「白羊宮」
...八『さては童男(をぐな)と魅(はか)されて...
薄田淳介 「白羊宮」
...童男(こども)は遊びに出てしまう...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...傳言秦始皇遣二方士徐福一將二童男女數千人一入レ海(中略)所在絶遠...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...もの心のつかない童男童女の上ならば知らず...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...医書にしばしば動物園の猴類の部を童男女に観するを戒めある...
南方熊楠 「十二支考」
...秦の徐福の童男童女などは...
柳田国男 「海上の道」
...二人の童男に鹿の毛皮を着せて...
横光利一 「日輪」
...」王は隅(すみ)にひかえていた一人の童男を振り返った...
横光利一 「日輪」
...童男は両手に桃色の絹を捧げたまま卑弥呼の前へ進んで来た...
横光利一 「日輪」
...童男の捧げた衣の方へ...
横光利一 「日輪」
...童男は彼の後から従った...
横光利一 「日輪」
...一人の童男に共(とも)なわれて宿禰の部屋へ這入(はい)っていった...
横光利一 「日輪」
...彼は高縁(たかえん)に差し込んだ太陽の光りを浴びて眠っている童男の傍を通りながら...
横光利一 「日輪」
...「支那の始皇帝の侍医であつた徐福が童男(なん)童女(によ)六百人を伴(つ)れて行(い)つて日本の文明を開いた」と斯(か)う云ふ調子で凡(すべ)てが書かれて居たのでがつかりした...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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