...八『さては童男(をぐな)と魅(はか)されて...
薄田淳介 「白羊宮」
...今度は純日本式の童男童女の並んで立っている処をたのむというのであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...童男の方は、頭をチョン髷(まげ)にした坊ちゃんの顔...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...童男(こども)は遊びに出てしまう...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...傳言秦始皇遣二方士徐福一將二童男女數千人一入レ海(中略)所在絶遠...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...もの心のつかない童男童女の上ならば知らず...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...將童男女數千人入海...
范曄 「後漢書倭傳」
...耕すごとに一童男被髪して前に立つを見...
南方熊楠 「十二支考」
...童男女の尿より秋石を煉(ね)り...
南方熊楠 「十二支考」
...医書にしばしば動物園の猴類の部を童男女に観するを戒めある...
南方熊楠 「十二支考」
...童男と三人の宿禰(すくね)とを従えて櫓(やぐら)の下で...
横光利一 「日輪」
...二人の童男に鹿の毛皮を着せて...
横光利一 「日輪」
...数人の童男と使部(しぶ)とを傍に従えて...
横光利一 「日輪」
...童男の捧げた指先を払いながら部屋の中を見廻した...
横光利一 「日輪」
...童男は彼の後から従った...
横光利一 「日輪」
...そうして、王妃と、王の三頭の乗馬と、三人の童男とは、殉死者として首から上を空間に擡(もた)げたままその山に埋められた...
横光利一 「日輪」
...長羅は童男の運ぶ食物にも殆(ほとん)ど手を触れようともしなくなった...
横光利一 「日輪」
...一人の童男に共(とも)なわれて宿禰の部屋へ這入(はい)っていった...
横光利一 「日輪」
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