例文・使い方一覧でみる「竢」の意味


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...これは第三者の判決を(ま)たなければならぬが...   これは第三者の判決を竢たなければならぬがの読み方
大隈重信 「平和事業の将来」

...何(なん)ぞ必らずしも和蘭(オランダ)王の忠告を(ま)たんや...   何ぞ必らずしも和蘭王の忠告を竢たんやの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...寧ろ親方たる資質あるものにつ所あり收賄と言ふ勿れ...   寧ろ親方たる資質あるものに竢つ所あり收賄と言ふ勿れの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...寧ろ親方たる資質あるものにつ所あり収賄と言ふ勿れ...   寧ろ親方たる資質あるものに竢つ所あり収賄と言ふ勿れの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...この人を(ま)つ時世とを見て泣いた時から...   この人を竢つ時世とを見て泣いた時からの読み方
中島敦 「弟子」

...旅行の面白味に伴ふ利益は贅言をたぬ所で...   旅行の面白味に伴ふ利益は贅言を竢たぬ所での読み方
長塚節 「旅行に就いて」

...前後相つて始めて人間として有意義な一種の響きを傳へるからそれで凡てが償はれるのである...   前後相竢つて始めて人間として有意義な一種の響きを傳へるからそれで凡てが償はれるのであるの読み方
夏目漱石 「「額の男」を讀む」

...自己否定を他に(ま)たなければならない...   自己否定を他に竢たなければならないの読み方
西田幾多郎 「デカルト哲学について」

...その酷刑であることは論を(ま)たないが...   その酷刑であることは論を竢たないがの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...この種の思想が日本の歌人に乏しかりしは論を(ま)たず...   この種の思想が日本の歌人に乏しかりしは論を竢たずの読み方
正岡子規 「曙覧の歌」

...全く客觀的に詠みし歌なりとも感情を本としたるは言を(ま)たず...   全く客觀的に詠みし歌なりとも感情を本としたるは言を竢たずの読み方
正岡子規 「歌よみに與ふる書」

...全く客観的に詠みし歌なりとも感情を本としたるは言を(ま)たず...   全く客観的に詠みし歌なりとも感情を本としたるは言を竢たずの読み方
正岡子規 「歌よみに与ふる書」

...乃ちこれを待遇するにまた相当の礼を以てすべきや論をたず...   乃ちこれを待遇するにまた相当の礼を以てすべきや論を竢たずの読み方
正岡子規 「従軍紀事」

...芭蕉が創造の功は俳諧史上特筆すべきものたること論を(ま)たず...   芭蕉が創造の功は俳諧史上特筆すべきものたること論を竢たずの読み方
正岡子規 「俳人蕪村」

...されども両者ともに美の要素なることは論を(ま)たず...   されども両者ともに美の要素なることは論を竢たずの読み方
正岡子規 「俳人蕪村」

...それらは鬼が笑う来巳の年の新年号に「蛇の話」として出すから読者諸君は竜の眼を瞼(みは)り蛇の鎌首を立て(ま)ちたまえというのみ...   それらは鬼が笑う来巳の年の新年号に「蛇の話」として出すから読者諸君は竜の眼を瞼り蛇の鎌首を立て竢ちたまえというのみの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...古いキリスト教徒がミルレニウムをったごとく...   古いキリスト教徒がミルレニウムを竢ったごとくの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...わが邦では古く帝皇以下ことごとくその経文を篤信して静かにその出世をたれたので...   わが邦では古く帝皇以下ことごとくその経文を篤信して静かにその出世を竢たれたのでの読み方
南方熊楠 「十二支考」

「竢」の読みかた

「竢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「竢」


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寂光院   防水紙   楽興  

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