...賢人とは畢竟(ひつきやう)荊蕀(けいきよく)の路にも...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...畢竟(ひつきやう)意気地(いくぢ)なきセンテイメンタリズムのみ...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...しかし彼の同情も畢竟(ひっきょう)役には立たなかった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...畢竟するに極く幽(かす)かな私の影に過ぎなかった...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...水を沸かして蒸汽とし、其の力で車を廻すと云ふことだけを見ると、如何に考へても自然から復讐せらるべき因縁は無い様であるが、之が人間社会に応用せられると、忽ち多数の貧困者が出来て、生活の困難が始まると云ふのは、畢竟、社会の制度の中に何等か不条理な点が存する故であらう...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...出発が究竟なのだ...
種田山頭火 「其中日記」
...畢竟、私の過去は私の煉獄であつた、無論、善い意味に於て...
種田山頭火 「其中日記」
...それが如何に唯物的であろうとも畢竟一つの概念である...
辻潤 「錯覚自我説」
...水浅く濁って、ただ水田の広いのに過ぎないこの西湖が、如何に三潭印月や湖心亭の影を宿そうとも、また、煙雨の中に模糊たる愁思を漂わそうとも、また、数々の名跡を周辺に鏤めようとも、畢竟は、湖底は寺院の香の灰に蔽われてるという巷説を、否定できるものではない...
豊島与志雄 「画舫」
...文学者は畢竟戯作者たるべきである...
豊島与志雄 「今日の条件」
...人間性は畢竟、人間という形態によって制約される...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...掛離(かけはな)れたる一軒家にて世を忍ぶには屈竟(くっきょう)の処と存ぜられ候間...
永井荷風 「榎物語」
...畢竟學者に一種の氣風あるに非ずして...
福沢諭吉 「帝室論」
...畢竟(ひっきょう)瘠我慢の然(しか)らしむるところにして...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...畢竟(ひっきょう)死罪に当る極悪人に求むるに...
穂積陳重 「法窓夜話」
...退(しりぞ)いて静かに思へば畢竟(ひっきょう)児戯のみ...
正岡子規 「病牀譫語」
...真の美しさとは「畢竟浄(ひっきょうじょう)」なのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...風流なるものは畢竟(ひっきょう)ある時代相から流れ出た時代感覚とその時代の生活の感覚化との一致を意味している...
横光利一 「新感覚論」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の大谷翔平さん: 延長10回に決勝の適時内野安打を放ち、チームの連敗を止めた。 ⚾
- ラジオパーソナリティの小川真由美さん: 昭和を代表する女優で、日本アカデミー賞受賞などの実績を持つが、晩年は孤独な生活を送った。 😢
- 俳優の山本耕史さん: 舞台やミュージカルで安定した活躍を続ける国民的俳優。🎭
