...「このイベントの立見席はありますか?」...
...「私は立見席でも構わないので、このコンサートに行きたい...
...「立見席は安くていいけど、長時間立っていると疲れる...
...「今日は立見席しか残っていなかったけど、それでも行きたい...
...「立見席は遠くてステージが見づらいけど、雰囲気は良い...
...立見君の宿は北七條の西何丁目かにあつた...
石川啄木 「札幌」
...立見君は其室を『猫箱』と呼んでゐた...
石川啄木 「札幌」
...立見君の細君もそれに同じてはゐたが...
石川啄木 「札幌」
...立見君と目形君は...
石川啄木 「札幌」
...それから涙を拭いて立見席にかえり...
太宰治 「惜別」
...おしまいまではまだまだ何と遠いことだろう!『立見席御入口』と掲示の出ている狭い薄暗い階段の中途で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...今日は日比谷の散歩やら、芝居の立見やら、滿(つま)らなく日を暮して、お終(しまひ)に床屋へ入込(はいりこ)んで今まで油を賣つてゐたのであるが、氣がついて見ると、腹はもう噛(かみ)つくやうに減(へ)つてゐる...
徳田秋聲 「絶望」
...立見(たちみ)の混雑の中でもあるし...
永井荷風 「すみだ川」
...七翌日(あくるひ)の午後(ひるすぎ)にまたもや宮戸座(みやとざ)の立見(たちみ)に出掛けた...
永井荷風 「すみだ川」
...新富座を立見して家に帰る...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...大入で這入(はい)れないからガレリーで立見をしていると傍のものが...
夏目漱石 「倫敦消息」
...迷亭君は襖(ふすま)の影から笑いながら立見をしていたが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...最下等の立見席だ...
火野葦平 「花と龍」
...これから一寸新富(しんとみ)の立見に行きませんか...
牧野信一 「小川の流れ」
...「乳母(ばあや)には秘密(ないしょ)ですぜ」と言っては肩車に乗せてその三吉座の立見に連れて行く...
水上滝太郎 「山の手の子」
...立見(たちみ)と云う宿屋へ往かせた...
森鴎外 「二人の友」
...賑座の立見を見た...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...開盛座の立見席で気づくとすぐ側の人中にN子の横顔が見えたりした...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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