...唯物史観に立脚するマルクスは...
有島武郎 「想片」
...数ヶ年を経たばかりだという事実に立脚する...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...逆に問題が立場から出発する――立脚するだけではなくて――のであると思える人々があるならば...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...物理学の根本的諸概念はすでに一定の解釈に立脚する...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...社会科学なるものがプロレタリアの階級主観に立脚する大衆や専門家によって初めて...
戸坂潤 「科学論」
...もし理論が驚異に立脚するものならば...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...実際生活に立脚する世界観をば...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...性格描写は全くの観念的な勝手気儘な印象か何かに立脚することに終って了うだろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...経験論に由来するこうした一種の直観主義に立脚するということになったわけだが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その条件を具えた限りの模写説が立脚する処の唯物論を素朴実在論と呼び...
戸坂潤 「辞典」
...報道者自身の個人的利害に直接立脚する特殊な報道は広告と呼ばれている...
戸坂潤 「辞典」
...即ち解釈学的な歴史哲学乃至歴史観へ夫は立脚する...
戸坂潤 「辞典」
...一種の哲学的観念論に立脚するものである...
戸坂潤 「辞典」
...現実の事物の代りに文書乃至文献の語源学的乃至文義的解釈だけに立脚する...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...現段階に立脚する...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...立脚する地点は人間的なものでなければならない...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...俳句の立脚する精神が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...また歴史に立脚するものも多かった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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