...しかも「永遠に立脚して...
高神覚昇 「般若心経講義」
...その上に立脚しているという根本的な事実を見のがしてはならない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...之が階級理論に立脚していることを隠蔽することである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...自然科学をそのままの原理だけに立脚して...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ヘーゲルの体系の自身の構造に立脚して...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...主観主義に立脚して事物の秩序を攪拌することだ(ティークの劇中には作者のティーク自身が出て来て批評を加える...
戸坂潤 「思想としての文学」
...少くとも之が文学主義という一種の自由主義哲学に立脚していることはこの際特徴的だと考えられる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実は科学の実際上立脚している処の物質的生産技術の要求が...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...こうした文学的範疇に立脚している場合が...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...人間学主義に立脚して腰をすえることが文芸(?)の「復興」だということになるらしい...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...夫々の異った焦点に立脚してこの対立関係を反映する...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...個人の尊嚴と兩性の本質的平等に立脚して...
日本国 「新憲法の解説」
...すべてがこの母音の上に詩神を立脚している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...すべての外国文明が立脚している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...飽くまでも万物流転の説に立脚して……」重い抑揚のあるH教授の声量が...
牧野信一 「妄想患者」
...丁度岩波新書の『北極飛行』に飛行士の描いた極めてリアルな推定に立脚しての推測の美のロマンティシズムである筈であり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...西洋の文化に立脚してゐる學者もある...
森林太郎 「鼎軒先生」
...何を隠そう吾輩の「精神病研究」の第一歩はこの「地球表面上が狂人の一大解放治療場になっている」という事実に立脚していると云ってもいいのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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