...センティメンタリズムに立脚して...
石川欣一 「比島投降記」
...汎神(はんしん)論に立脚しているのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...科学思想が事実と言ふものに立脚して...
田山録弥 「小説新論」
...その上に立脚しているという根本的な事実を見のがしてはならない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...之が階級理論に立脚していることを隠蔽することである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...まして特殊事情に立脚している日本は...
戸坂潤 「技術の哲学」
...大義に立脚して我が国民と共に奸譎なる詐謀の犠牲たりし真相を明にし...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...この形態のヒューマニズムは唯物論に立脚している...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...現代ではシュパン O. Spann(1878-1950)が全体性に基いた範疇論に立脚して全体主義的社会哲学を代表し...
戸坂潤 「辞典」
...即ち(一)道義的経済観念に立脚して国家国民全体の慶福を増進すること...
戸坂潤 「社会時評」
...核心をなすものだという想定に立脚しているのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...夫々の異った焦点に立脚してこの対立関係を反映する...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...唯物論的な人生観に立脚して...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...その力が立脚してる友情を滅ぼさんとしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...理論上では象徴主義の詩學に立脚してゐるが...
萩原朔太郎 「青猫」
...すべてがこの母音の上に詩神を立脚している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...何を隠そう吾輩の「精神病研究」の第一歩はこの「地球表面上が狂人の一大解放治療場になっている」という事実に立脚していると云ってもいいのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その思想に立脚している...
吉川英治 「新書太閤記」
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