...立派な人たちのすることぢやないよ...
伊藤野枝 「ウォーレン夫人とその娘」
...そういう立派な人に能(よ)く狂人がある」という話でした...
海野十三 「あの世から便りをする話」
...君の如き立派な人格と一定の主義を有する教育家が早世した事を憶(おも)い出すと実に残念で堪(たま)らぬ...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...だれとも分らないその王子の立派な人柄に...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...決してその死んだ集配人を立派な人とも考えない...
高浜虚子 「丸の内」
...Y君は、立派な人である...
太宰治 「酒ぎらい」
...立派な人なのだからね……...
田山花袋 「道綱の母」
...立派な人物かも知れないが...
豊島与志雄 「食慾」
...食い肥った立派な人だ...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...実に立派な人です!」「では...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その事をさえ程能(ほどよ)く教え込むときは立派な人間になるべしと思い...
福沢諭吉 「家庭習慣の教えを論ず」
...見たこともない立派な人が居ますから驚いて...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...そして分別のある立派な人が分別のないものとして財産を処理することも借金することも何にもできなくなってしまいます...
宮本百合子 「幸福の建設」
...あとはどうなるんだ? 生かして置けば国の礎えにもなろうと言う立派な人物や若者を何千何百と殺して...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...母としてお迎えするなら他に立派な人がいる...
矢田津世子 「父」
...どうしてあれ位立派な人は滅多にないことが解った...
柳田国男 「故郷七十年」
...非常に立派な人だった...
柳田国男 「故郷七十年」
...仇敵(かたき)ですか? いやあれは実に立派な人間です...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??