...この立派な人物の苦しみに...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...それ等の論者は多くは皆愛と熱とに富める立派な人達である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...そんな立派な人が...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...君のベートーヴェンヴェーゲラーとその妻エレオノーレ・フォン・ブロイニングからベートーヴェンへの手紙**原注――ベートーヴェンの最もかわらぬ親友であったこの立派な人物たちの人柄を知らせるため...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...「あなたはまったく何て立派な人でしょうねえ!」と彼女は彼の髪をなでつけてやりながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...あいつはいひわけをするたんびに一々「何しろこゝは立派な人たちがやつてゐるのですから」と言つたつけ...
ボードレール 富永太郎訳 「午前一時に」
...いよいよ立派な人になっておくんなさい」「そのつもりではおりますけれど」「さあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前が立派な人になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかも髯をはやした立派な人間だ...
西村陽吉 「青い服の列」
...五十年輩の立派な人物が坐り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前さんなぞは以前(もと)が立派な人だと言ふから今に上等の運が馬車に乘つて迎ひに來やすのさ...
樋口一葉 「わかれ道」
...なにせ立派な人間とだら話ぐれえしたってええこんだし――そうしたところで別に悪いことはねえだからね――それにちっとべえ一緒に肴をつまんだだけで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...温(あった)かそうな黄ろい襟の附いた外套を被(き)た立派な人が乗っていたが...
二葉亭四迷 「平凡」
...妾のことを世話をしようとした立派な人は幾人でもあつたんだぞ...
牧野信一 「街角」
...ただ世人(せじん)が学校にさえ遣(や)っておけば娘も息子も立派な人間になれると思うのが大間違いだ...
村井弦斎 「食道楽」
...「梅津只圓という者は聞きしに勝る立派な人物である...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...――おれの見るところ孔明は実に立派な人だ...
吉川英治 「三国志」
...随分すてきな名前じゃなくって? お前だって一目その人を見たなら屹度その人が世界中で一番立派な人だと思えるに違いないわよ...
渡辺温 「絵姿」
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