...丁度その立派な話題へ来た処だ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ああして立派な操作をやっているのだ――と叱りつけた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...丁度その中でも一番立派なコンクリート造りの西洋館の裏手を通りかかった時です...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...実に立派な建築だ...
大杉栄 「獄中消息」
...なかなか立派な支那メシ屋だ」「それにしても……」「そうだな...
高見順 「いやな感じ」
...君を立派な王に育て上げる義務があります...
太宰治 「新ハムレット」
...岩手山(いわてさん)は予期以上に立派な愉快な火山である...
寺田寅彦 「札幌まで」
...さう云ふ立派な見識を持つて居つたが...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...これだけを材料にしても立派な探偵小説が出来るな」といってニヤリとされたことがあった...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...立派な家に住み度(た)いと思わぬ事は無いが...
「文士の生活」
...また相応なる位置にある立派な人でも...
新渡戸稲造 「自警録」
...「乞食ですつて、親分?」「あの病人は呉服屋なんかぢやないよ、立派な物貰ひさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...立派なものでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もうほんたうに立派な雲の峰が...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...鈴木文史朗はついこの間アメリカへ行ってリーダーズ・ダイジェスト本社の立派なことを日本に吹聴したが...
宮本百合子 「鬼畜の言葉」
...ローマ人はさきに宗教および公安の維持者としてマルクス・マンリウスに与えた「カピトリヌスの人」という立派な肩書***を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...完全に立派な夫妻になることが出來たなら...
横光利一 「悲しみの代價」
...それは立派な家とは云いかねるものだったが...
横光利一 「旅愁」
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