...ウ※ルターは立派な教育をうけてをり...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...十八語ばかりで立派な御挨拶を拵(こしら)へて御殿に上(あが)つてみると皇帝は非常に鄭重なお言葉で色々御物語があるぢやないか...
薄田泣菫 「茶話」
...それが孰(いづ)れも素晴しく立派なものづくめである...
薄田泣菫 「茶話」
...古風な立派な家の集まった一郭があったが...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...立派な人達の仲間入をして暇潰しをする位のものですな...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...私はこの矢島という立派な口髭(くちひげ)をはやした生徒を...
太宰治 「惜別」
...立派な事実である...
戸坂潤 「社会時評」
...隨分立派な字を書くのでありますから...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...立派な学士になったればこそ...
夏目漱石 「門」
...かえってたち勝るかも知れないと思う程の立派な青年だったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...今度は立派な箱を持つて來て――それへ入れて持つて歸りましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...フン、立派なもんだ...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...何と私は立派な若者でせうが!とでも言つてゐるやうだつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...立派な門構への家の前へ行くとすぐかゝる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...――ことに私が丹念(たんねん)に描き過ぎた立派な口髭のために...
堀辰雄 「幼年時代」
...金物細工であるとか立派なものが出來る...
松本文三郎 「印度の聖人」
...これは立派な小説に違ひ無いと思つた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...世界のどこに出してもひけをとらない実に立派なものがある...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
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