...伊太利では遠く羅馬時代から相当立派な人形芝居が存在していた...
竹内勝太郎 「人形芝居に関するノオト」
...娘は立派な都会の婦人になってしまって...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...コンクリートの立派な軍用道路を見て...
戸坂潤 「社会時評」
...これには立派な目標があった...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...その奥の座敷には立派な掛物がかかっていた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...ちょうど向うから中年の立派な武家が一人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その立派な衣類一式は彼が事業から身を引いた時...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...性質は至極(しごく)立派な人物だけれとも...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...こんな立派な家に住んでゐて結構だと思ひませんか...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...たぶん立派な経歴を誰も知らない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...年中(ねんぢゆう)齷齪(あくせく)してゐる………それも立派な作品でも出來ればだが...
三島霜川 「平民の娘」
...そのうちに二人とも立派な大人になりました...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...どんなに立派な構えだって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最も立派な方法は結局己れ自らの手によって運命を免れることであると結論した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おっそろしく立派な...
山本周五郎 「季節のない街」
...「併(しか)しルメトルは立派な俳優(アクツウル)であつた」と云ひ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...彼の冥福を祈つて彌撒までも上げたのであつた‥‥「レオポルデイヌ」はあれほど立派な...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...たしか立派な櫃(ひつ)に入っていたようでしたが」「羊皮の紅い革櫃(かわびつ)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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