...改築とともに店は必ず見違えるほどの立派さ晴れがましさになるであろう...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...いやどうもその立派さには...
高見順 「いやな感じ」
...その為しとげた仕事の立派さは驚くばかりです...
高村光太郎 「啄木と賢治」
...徳本峠の山ふところを埋めてゐた桂の木の黄葉の立派さは忘れ難い...
高村光太郎 「智恵子抄」
...あの「立派さ」みたいなものは...
太宰治 「如是我聞」
...しかも外見の立派さのために容易に人を惹きつけ易い徳は...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...第一丈がたりないといつた立派さだつた...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...J・M・マリのドストエフスキー論の立派さは...
北條民雄 「覚え書」
...それでも眼玉の光りや舌の面白さや鬚の立派さや...
牧野信一 「山峡の凧」
...この本の構成の立派さが実に屡感歎をひきおこします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そんな場合の人間的な立派さが芸術家の真髄をつらぬくというところにフレッド・アステアの語らんとするものもあるらしく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...上框のどつしりした古材の立派さは...
室生犀星 「京洛日記」
...若い時は類(たぐい)のない立派さであった...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...つまり押し出しの立派さ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中でも衣川のものが形の立派さでは第一であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...お母様のお得意の浮き出し人形が出来上りますとその厳(いか)めしさと立派さは眼もさめるようで...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...大理石づくめの宮殿の立派さと...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「御門跡のあの立派さは...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索