...自然界の立派さに対する最も深い内察と同時に神の全能の示顕に対する最大の畏敬をもっていたのであるが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...その立派さにまず驚いてしまいました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...しかも外見の立派さのために容易に人を惹きつけ易い徳は...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...踊る人間の肉体の立派さは神の作った芸術でこれだけはどうにもしようがない...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...瓢々斎の寮の立派さに似ず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...わざわざますらをといふ言葉が立派さうにあるので...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...あの幼な姿の立派さ...
原民喜 「小さな庭」
...そしてそれが常緑の葉と相映じて発(ひ)らくという立派さ...
牧野富太郎 「植物記」
...金剛石や草の露やあらゆる立派さをあつめたやうな...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...何という人間らしい立派さのちがいだろう...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...その立派さでひとは説得されます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...若い時は類(たぐい)のない立派さであった...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...外国の諸儀式のいかめしさ立派さ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中でも衣川のものが形の立派さでは第一であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...寺院の立派さを仰ぐのみで...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...音声の立派さと息の強いしっかりしたところは...
山本笑月 「明治世相百話」
...華やかな裃(かみしも)姿で押出しの立派さ...
山本笑月 「明治世相百話」
...武士道というよりむしろ古神道の精神の立派さじゃないかと思われるんですが...
横光利一 「旅愁」
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