...小さいことに波を立てる心よ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...こゝかしこに立てる人の殘りしは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...驚いて笑い声を立てる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...言葉に捕えられぬように用心しながら確かに知り得たことだけを考えに入れて論を立てると...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...ということを一般的な規則として立てることができると思う...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
... 365其傍に立てるものカパニユウスの子ステネロス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一部門を立てることは不都合であるから...
内藤湖南 「支那目録學」
...とてもあたりまえのてだてで兵馬さんの明りを立てることはできないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...何彼と並べ立てるより...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人間の知恵が組み立てることができるかどうかということは...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...役にも立たないところで向ツ肚を立てるんだ...
牧野信一 「毒気」
...ダガ余り大きな声で数え立てると叱られるからやめる...
南方熊楠 「十二支考」
...衝立を立てるやうに...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...彼らには身のあかしを立てるだけの学問もなければお金もないのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...金穀(きんこく)を取立てる手段ばかり講じている...
山本周五郎 「花も刀も」
...我は不弥の宮に立てる生き物を残さなかった...
横光利一 「日輪」
...味のない不健康な湯氣を攪き立てるにすぎなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...劉(りゅうそう)の君を立てるか」を...
吉川英治 「三国志」
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