...隻脚(せききやく)にて善く久しく立つを得るやと問ひぬ...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...測鉛臺の上に立つて青い海に向ひながら...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...その紙何の用にか立つべきとつぶやきしに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...お前が岡の上に立つてゐる中に...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...震災のときに大層役に立つた...
小穴隆一 「二つの繪」
...しよつて立つの觀あり...
大町桂月 「東京の近郊」
...井伊掃部頭(かもんのかみ)と酒井左衛門尉(さゑもんのじよう)とが仲に立つて...
薄田泣菫 「茶話」
...二人は連れ立つてそこらの珈琲(コーヒー)店に入つて往つた...
薄田泣菫 「茶話」
...そうなれば自身の寒がりのカメラもしばらく冬眠期に入って来年の春の若芽のもえ立つころを待つことになるであろう...
寺田寅彦 「カメラをさげて」
...表に出した真新しい看板の「霞流忍術指南」の六文字だけが目立つ程度の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...途が頂上に達する処に一本の松が立つて居る...
平出修 「計画」
...勝(すぐれ)て清(きよら)を尽し人の目に立つ程なるは悪(あし)し...
福沢諭吉 「女大学評論」
...些(いささか)の影をも怖れ人を見れば泥棒と心得吠え立つるも...
南方熊楠 「十二支考」
...それを嗅いでみると彼の頚すじの毛が波立ち逆立つた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...水夫等のこの國の突き出した崖の上に立つてゐて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...旅へ立つのじゃそうな...
吉川英治 「新書太閤記」
...……いずれは、勝家、一益などがくどくど申すであろうが、お許の耄碌(もうろく)こそ倖(しあわ)せ、耳の遠い顔して、何事も聞きながし、そのまま関へ立ち帰るがよい」「お云いふくめの儀、よう分りましてござりまする」老齢七十六の武者大島雲八は、海老(えび)のように曲った腰にも、なお一筋の槍は手離さず、一礼して立つと、大鎧にかためた身を重たげに旋(めぐ)らして、そこからゆさゆさとあとへ引っ返して行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...そう足もとから鳥の立つみたいなことを言ったって」と...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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