...肉切台のむこうに立っている肥った親爺(おやじ)に...
梅崎春生 「黄色い日日」
...そこに突立っている甚斎の顔を見た...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...大きな鉄門が立っているが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...姉はデッキに立っている幸子の方へ寄って行きながら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...西洋人形の立っている置時計があったし...
直木三十五 「南国太平記」
...わたくしの家は崖の上に立っている...
永井荷風 「鐘の声」
...怪しく光りながら突立っている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...もっともいつも世界の学界の先頭に立っているのであるから...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...ギブ・エンド・テークの原則は成り立っているので...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...赤い棒の立っている停留所まで歩いて来た...
夏目漱石 「それから」
...――「気違いめ!彼女はいまその扉の外に立っているのだぞ」彼の言葉の超人間的な力にまるで呪文(じゅもん)の力でもひそんでいたかのように――彼の差したその大きい古風な扉の鏡板は...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...かのまぼろしの女がわたしの眼の前に突っ立っているではないか...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...すぐもうそこには左がわに飛木稲荷(とびきいなり)の枯れて葉を失った銀杏(いちょう)の古木が空にそびえ立っている...
堀辰雄 「花を持てる女」
...彼と敵対の地位に立っているとしか思われぬので...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...外に林檎(りんご)か何か菓物(くだもの)を一つ戴く事もあります」大原「それから三日目には何です」お登和「三日目は玉子と牛乳の淡雪(あわゆき)といいまして先ず大きな玉子の白身二つばかり茶筅(ちゃせん)で泡の沢山立つまでよく掻き廻してそれを一合の沸立っている牛乳の中へ交ぜて一度よく混ぜますと牛乳が白身へ交って白い泡がフーッと盛り上ります...
村井弦斎 「食道楽」
...立っている者がなくなったのである...
吉川英治 「親鸞」
...葭(よし)だか人間だかわからないほど両岸に市民が立っている...
吉川英治 「松のや露八」
...剣を抜いて立っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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