...きっと明朗に立ち直る...
太宰治 「春の盗賊」
...一時力を失うも速やかに立ち直る...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...之まででも或る程度まで社会的役割に於て立ち直ることが出来る筈だったのだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...宇津木の方も兵馬様の代になれば立ち直ることでござんしょう」「お松さんという子は...
中里介山 「大菩薩峠」
...歡樂の殘滓(かす)の追求に立ち直るのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...立ち直る隙もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんな目に会った女性たちはどう立ち直るんだろうな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...立ち直るや満身の力を込めた右腕で唸りをはらんだ半円を切ると奴の横面に稲妻のやうなパンチを喰はせた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...立ち直るようにという願いをともにして下さいましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...帰ってみると立ち直るどころか...
山本周五郎 「あだこ」
...半三郎が立ち直るためなら安いものだ...
山本周五郎 「あだこ」
...おれが立ち直ることを信じていて呉れた...
山本周五郎 「落ち梅記」
...職人としても立ち直ることはできやしないぜ」「だめなことはあたしも同じよ」とおひさが云った...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...もう暫くすれば立ち直るに相違ない...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...立ち直る暇もなく...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...立ち直るものではありません...
吉川英治 「大岡越前」
...ふたたび立ち直る勇気もないらしい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...立ち直る生きがいをつかんでくれ...
吉川英治 「新書太閤記」
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