例文・使い方一覧でみる「立ち戻る」の意味

...己の最初に出した疑問へ立ち戻ると... 己の最初に出した疑問へ立ち戻るとの読み方
芥川龍之介「袈裟と盛遠」

...――そこで又元へ立ち戻ると... ――そこで又元へ立ち戻るとの読み方
芥川龍之介「上海游記」

...私の心はしょっ中立ち戻るのである... 私の心はしょっ中立ち戻るのであるの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...私は出発点に立ち戻る気になった... 私は出発点に立ち戻る気になったの読み方
ディッケンス　Dickens 森田草平訳「クリスマス・カロル」

...吾々は再び学問性の分析へ立ち戻ることが必要である... 吾々は再び学問性の分析へ立ち戻ることが必要であるの読み方
戸坂潤「科学方法論」

...なにか夢想から立ち戻るのに手間取るかのように... なにか夢想から立ち戻るのに手間取るかのようにの読み方
豊島与志雄「楊先生」

...人の思想がある観念の方へ立ち戻るのを止めることができないのは...
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...正直と善良とに立ち戻ること... 正直と善良とに立ち戻ることの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...再び地上の描写に立ち戻ると... 再び地上の描写に立ち戻るとの読み方
久生十蘭「魔都」

...一たんこの地より立ち戻るべきか... 一たんこの地より立ち戻るべきかの読み方
本庄陸男「石狩川」

...忽ち爽やかな楽天家に立ち戻ることが出来るのだ... 忽ち爽やかな楽天家に立ち戻ることが出来るのだの読み方
牧野信一「歌へる日まで」

...同じ問題へ立ち戻る... 同じ問題へ立ち戻るの読み方
宮本百合子「刻々」

...文学は生活感へいつも立ち戻るところがあるけれども... 文学は生活感へいつも立ち戻るところがあるけれどもの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...本来の「無事」に立ち戻ることである... 本来の「無事」に立ち戻ることであるの読み方
柳宗悦「民藝四十年」

...咄嗟に彼は現前の橇の中の自分に立ち戻るのだった... 咄嗟に彼は現前の橇の中の自分に立ち戻るのだったの読み方
横光利一「旅愁」

...再び道場の真ン中へ立ち戻る用意をした... 再び道場の真ン中へ立ち戻る用意をしたの読み方
吉川英治「剣難女難」

...このまま立ち戻る所存でござる」と... このまま立ち戻る所存でござる」との読み方
吉川英治「親鸞」

...うなずいて立ち戻ると... うなずいて立ち戻るとの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」