...そのときはわたしの家に立ち寄ることにしている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...妙子がわざわざそれを知らせに立ち寄るだけの価値はある...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこで帰るついでに立ち寄ると...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...時々羽織袴(はおりはかま)のままでここへ立ち寄ると...
徳田秋声 「黴」
...浪子の枕べ近く立ち寄るは島田の十七八...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...診療室へ立ち寄ると...
外村繁 「日を愛しむ」
...山桑を優曇華の実と名づけたり先生いかに寂しかりけん尾崎咢堂先生の軽井沢の莫哀山荘は夫妻が吟行の途次必ず立ち寄る処で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...あのカラハミなら早晩ユーストン通りの煙草屋に立ち寄るとムーアは確信した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...夜更けて湯帰りのお店者(たなもの)や堀江新町あたりの素見(ぞめき)帰りが好んで立ち寄るここの店では...
正岡容 「寄席」
...町の人たちは滅多に立ち寄るということがない...
矢田津世子 「凍雲」
...たのしみに立ち寄るわけだが……...
吉川英治 「私本太平記」
...赤間ヶ関へは」「立ち寄るまい」「ですが...
吉川英治 「私本太平記」
...ここへ立ち寄る同志が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...法印の立ち寄る寺へぞろぞろと腕ぐみして集まってきた...
吉川英治 「親鸞」
...いつも彼がよく立ち寄る雪之下村の餅などひさぐ媼(おうな)の店に腰かけて休んでいると...
吉川英治 「源頼朝」
...床几(しょうぎ)へ立ち寄る旅人に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...立ち寄るようなことをいわれていたという話に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵が姫路へ立ち寄るだろうなどという期待は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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