...時間の余裕さえあれば土田の事務所へ立ち寄る者が多いので...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...自動車を門前に待たせて置いて五六分間立ち寄るくらいな程度にしたい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...浪子の枕べ近く立ち寄るは島田の十七八...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...診療室へ立ち寄ると...
外村繁 「日を愛しむ」
...私が立ち寄ることにきまってるかのようだった...
豊島与志雄 「絶縁体」
...少し調べてみよう」死骸の傍(そば)に立ち寄ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次はその茶店に立ち寄る氣もないらしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼女の館も立派な人が立ち寄るようになると...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...その帰途を利用して近いうちにサナトリウムへ立ち寄るということを書いて寄こしたのだった...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...あのカラハミなら早晩ユーストン通りの煙草屋に立ち寄るとムーアは確信した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...沙翁の故郷であつたストラツトフオード・オン・エボンへ立ち寄ることにした...
正宗白鳥 「幼少の思ひ出」
...せめて今一度亡児の跡を見収めにとサンドミンゴに立ち寄ると...
南方熊楠 「十二支考」
...時々その家にも立ち寄るようにもなりました...
三好十郎 「樹氷」
...あるいは兵部卿の宮の初瀬詣(もう)での御帰途に立ち寄る客があるかもしれぬとして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ワシリの小屋へ立ち寄る...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...茶店らしきものはあつても立ち寄る何の風情もなく...
吉川英治 「折々の記」
...二度と故郷へは立ち寄るなといってある...
吉川英治 「私本太平記」
...いつかそのあたりへ立ち寄る者はなくなっていた...
吉川英治 「私本太平記」
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