...その壓制者のためにそこへ立ち入る權利があるのだ...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...もう少し立ち入る必要があるが...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...遂にその個々の内容に立ち入ることなしに終らねばならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...叙述方法に立ち入る余裕は今はない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...又今ここで立ち入るだけの余裕もないから内容的な説明はしないが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...警視庁の業務執行に立ち入ることが以ての外で...
戸坂潤 「社会時評」
...却って何かの問題に立ち入る手懸りを失って了うであろう...
戸坂潤 「性格としての空間」
...深海魚の話は勿論専門外の私などの立ち入るべき筋ではないが...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...ここでは立ち入る余裕を与えられていない...
中谷宇吉郎 「文化史上の寺田寅彦先生」
...「御武家方の紛紜(いざこざ)に立ち入るのは筋違ひですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...7僕は彼の後期の作品の批評に立ち入る前に...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...ディルタイ及び彼の先蹤者たちの批判にも立ち入るであらう...
三木清 「歴史哲學」
...しかしわたくしは強ひて深く此等世系の問題に立ち入ることを欲せぬのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...忍びやかに立ち入る人とは見えなかった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...あとから這入る人間が立ち入るのは...
吉川英治 「折々の記」
...めったに武士輩の立ち入る所ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...京都へ立ち入ることはならぬと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...立ち入ること禁断の寺院の苑(にわ)のように...
吉川英治 「新書太閤記」
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