...つひ談合(だんがふ)なりてそこを立ちのき...
芥川龍之介 「案頭の書」
...目鼻立ちのきりりとした...
泉鏡花 「歌行燈」
...わたしは一時この家をすてて立ちのきますが...
江戸川乱歩 「大金塊」
...びっこをひくような危っかしい足どりでそこを立ちのき...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...わたしは急いでこの場を立ちのき...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...地主ヘ地返シスルノ礼ニ行ッテ――」六十六いよいよ地面立ちのきを食ったな...
中里介山 「大菩薩峠」
...まずこの私に立ちのきを言わなくちゃならないでしょう」そして彼は扉をぴしゃりとしめ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...目鼻立ちのきっぱりした瓜実顔...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...立ちのきを迫つたのですが...
正宗白鳥 「奇怪な客」
...すこしも早くここをお立ちのきあそばしませ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...はやお立ちのきです...
吉川英治 「新書太閤記」
...京都を捨てて大宰府へ立ちのき...
吉川英治 「源頼朝」
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