...だから史実を勝手に改竄(かいざん)した罪は...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...後には更にこれから点竄術(てんざんじゅつ)と称するものが出ました...
石原純 「關孝和」
...しかも純木造(じゆんもくざう)に改竄(かいざん)されたのは...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...竄点(ねらい)誤たず...
巌谷小波 「こがね丸」
...益(やう)も無き流竄(るざん)の日に白鳥はたゞ侮蔑の衣(きぬ)を纏(まと)ふ...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「白鳥」
...その文章を改竄して写しを取り...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...変化改竄を蒙ること比較的に少し...
高木敏雄 「比較神話学」
...そのためには戸籍面も改竄(かいざん)して...
橘外男 「仁王門」
...其以前に竄亂されたものは大抵之を看遁す傾になつてゐる...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...今早くより竄亂附加あることの明かなる例を擧ぐれば...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...さて又古書の多くは其の附加竄入のあることを豫期して觀察すれば...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...トスカは逃竄(とうざん)の貧士に食を与え...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...彼はそのまま奔竄(ほんざん)して...
福田英子 「妾の半生涯」
...けれども方程及び天元術が元来算木を使用して演算すべきものであったに似ず、日本の演段術、維乗法、点竄術、円理等はいずれも筆算式の数学であった...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...点竄術の代数紀法は演段術に使用されたものから起こったのである...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...総代輩困却して逃竄(とうざん)し...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...流竄(りゅうざん)...
吉川英治 「私本太平記」
...さきに西国へ遁竄(とんざん)していた尊氏が...
吉川英治 「私本太平記」
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