...亦可シ三以テ窺フ二南洲之學識ヲ一矣...
秋月種樹 「南洲手抄言志録」
...それは同氏の作品の中にある道徳的口気(こうき)にも窺(うかが)はれるであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...併しおきんちやんとの関係は町子には可なりな処まで窺はれた...
伊藤野枝 「惑ひ」
...「男とくツ付きやアしなかつたかい?」わざと子供を取り扱ふやうに見せて女の顏色を窺ふと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...機会(おり)を窺(うかが)ふとも知らず...
巌谷小波 「こがね丸」
...中(うち)の様子を窺(うかが)ふに...
巌谷小波 「こがね丸」
...執念深く窺(うかが)いよる男共は手痛い目にあわされるという評判が専(もっぱ)らであった...
海野十三 「白蛇の死」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...以て英國武士道の一班を窺ふを得べく且つ諸子が後日テニソンの原作を閲讀するの手引となすに足らん...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...逆に相手の行動を窺い...
外村繁 「澪標」
...これはもうはたから窺すべからざる事柄だ...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...媚びるような表情が窺われました...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...四辺の人の気配を窺いつつ...
直木三十五 「南国太平記」
...広く独逸の社会に購読せらるるMuther(ムッテル)の著書 Geschichte der Malerei im XIX. Jahrhundert(『十九世紀画人史』)はまた日本浮世絵の紹介を試みたれどもその挿絵の狭小にして解説の余りに簡略なる僅に浮世絵の何たるかを窺(うかが)はしむるに過ぎず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...どうも今の人が柳浪先生らしき気がしてならぬ故そつと建仁寺垣(けんにんじがき)の破(や)れ目より庭越しに内の様子を窺へば...
永井荷風 「書かでもの記」
...行いをか? だが行いの中にはまったく外から窺(うかが)い知れないものがたくさんあって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人の閨(ねや)を窺うとは...
吉川英治 「剣難女難」
...隙を窺うていたが...
吉川英治 「私本太平記」
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