例文・使い方一覧でみる「窶」の意味


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...(やつ)れたお利代が顏を出した...   窶れたお利代が顏を出したの読み方
石川啄木 「鳥影」

...身の(やつ)るる事なくて...   身の窶るる事なくての読み方
泉鏡花 「海神別荘」

...一と昔前はそう云う御自身が歯の浮くようなハイカラ振りに身を(やつ)していた時代もあるのだが...   一と昔前はそう云う御自身が歯の浮くようなハイカラ振りに身を窶していた時代もあるのだがの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...いッつも出る時には一時間も二時間も(やつ)しやはるよって...   いッつも出る時には一時間も二時間も窶しやはるよっての読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...さすがにいくらか(やつ)れていらっしゃいましたものゝ...   さすがにいくらか窶れていらっしゃいましたものゝの読み方
谷崎潤一郎 「盲目物語」

...今朝はひどく面(おもやつ)れがして...   今朝はひどく面窶れがしての読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...面(おもやつ)れがしていたが...   面窶れがしていたがの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...れた頬に痙攣的な微笑のようなものを引きつらしていた...   窶れた頬に痙攣的な微笑のようなものを引きつらしていたの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...おけらに至るまでこの道にかけて浮身を(やつ)すのが万物の習いであるから...   おけらに至るまでこの道にかけて浮身を窶すのが万物の習いであるからの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...徳三郎の心配に(やつ)れた痛々しさも気の毒ですが...   徳三郎の心配に窶れた痛々しさも気の毒ですがの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...舍にも下りさせ給へ...   窶舍にも下りさせ給への読み方
萩原朔太郎 「花あやめ」

...肩のあたりに心もち(やつ)れをお見せになっている位なもので...   肩のあたりに心もち窶れをお見せになっている位なものでの読み方
堀辰雄 「朴の咲く頃」

...半分は着奢に浮身を(やつ)しているらしい...   半分は着奢に浮身を窶しているらしいの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...おくみは(やつ)れていた...   おくみは窶れていたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...身を(やつ)して忍ぶには...   身を窶して忍ぶにはの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...戦場(やつ)れに少し削(そ)げた彼の頬に...   戦場窶れに少し削げた彼の頬にの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...すこし(やつ)れの見えるのもかえって男には魅惑がある...   すこし窶れの見えるのもかえって男には魅惑があるの読み方
吉川英治 「春の雁」

...驚くばかり(やつ)れた肉体に抱かれていた...   驚くばかり窶れた肉体に抱かれていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「窶」の読みかた

「窶」の書き方・書き順

いろんなフォントで「窶」

「窶」の英語の意味


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