...その窶(やつ)れたさまは見るも気の毒だ...
東健而訳 大久保ゆう改訳 「瀕死の探偵」
...それほどまでに彼は窶れた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...たいそう窶(やつ)れてはゐるけれどもリヽーに違ひないのであつた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...今朝はひどく面窶(おもやつ)れがして...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...面窶(おもやつ)れがしていたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...爽かな明るみの中に浮出してる窶れきった蒼ざめた頬に上った...
豊島与志雄 「好意」
...其(そ)の窶(やつ)れた目(め)の憂(うれ)へるのを彼(かれ)は見(み)るに忍(しの)びなかつたからである...
長塚節 「土」
...貧に窶(やつ)れ果てては居りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...窶(やつ)れ果て乍らも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...生身を試すことに浮身を窶(やつ)すようになったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...リユツクを背負ふ面窶れした顔は...
原民喜 「火の唇」
...妾らここに見るあり曩日(さき)に女子工芸学校を創立して妙齢の女子を貧窶(ひんる)の中(うち)に救い...
福田英子 「妾の半生涯」
...お玉は窶(やつ)れていても美しい女であった...
森鴎外 「雁」
...窶(やつ)れてこそいるが――素服こそ纒(まと)っているが...
吉川英治 「篝火の女」
...そのすがたは余りに窶(やつ)れ過ぎて見えよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...どことなく打ち潤(しめ)っている窶(やつ)れの美しさが...
吉川英治 「春の雁」
...「窶(やつ)れておるか」などと侍側の家臣や...
吉川英治 「源頼朝」
...驚くばかり窶(やつ)れた肉体に抱かれていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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