...路用も遣い果して難渋窮まりしを伯父が救いて全快させしうえ路用を与えて帰京させたれば...
饗庭篁村 「良夜」
...今やこの世においてまた人の中において道窮まりたる彼に臨んだのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ここに窮まり、矢も盡きしかば、その王子に白さく、「僕は痛手負ひぬ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...そうして力窮まり矢も盡きましたので...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...一溪に沿うて右折し、不動堂の前を過ぎて溪に下り、四五町ゆけば、溪窮まりて、飛流絶壁を走る...
大町桂月 「足柄の山水」
...我らは窮まりなき過失と空論に導かれざるをえず」そのようにベエコン自身が書いている...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...義盛漸く兵尽き箭窮まり...
太宰治 「右大臣実朝」
...広漠として窮まりなき波濤(はとう)のうちにも正確なる方向を失わず...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...生者は窮まりなきものを見る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
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中里介山 「大菩薩峠」
...信に豪岩の氣窮まりなきものあり...
長塚節 「草津行」
...終に革命変乱に至て窮まり...
蜷川新 「天皇」
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