...これは少し突飛な想像かも知れないが...
江戸川乱歩 「黒手組」
...非常に突飛(とっぴ)な仮説ですが...
江戸川乱歩 「妻に失恋した男」
...妙なことで計らず少し突飛(とっぴ)な思い附きで余計な仕事を遊び半分にしたことがあります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...少し突飛のようだったけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今夜の彼の思い付きが聊(いさゝ)か突飛(とっぴ)過ぎるので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...連想作用が突飛になり...
豊島与志雄 「慾」
...その突飛な振舞を...
直木三十五 「南国太平記」
...その間には三沢の突飛(とっぴ)な葉書を思い出したりした...
夏目漱石 「行人」
...非常に真面目(まじめ)だけれどもなかなか突飛(とっぴ)なのがあってね...
夏目漱石 「野分」
...部屋の装飾として突飛(とっぴ)でない...
夏目漱石 「模倣と独立」
...突飛(とっぴ)なようでもあるけれど...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...突飛(とっぴ)なふざけ方とよく似てるわ!』とプリムロウズは手をたたいて言った...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...それを思うと……」「突飛な物を見つけましたね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...妙に突飛な考えが浮かび...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...どうしてこんな突飛な焼け方をしますか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ぐずぐずして居ると突飛ばされる...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...私の行為が突飛(とっぴ)なように評されないかと心配しております」「何の芸でも頭がなくては習えませんが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...実在しない突飛な名前を使うと...
夢野久作 「創作人物の名前について」
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