...それをみんな互角だとするのは寧ろ突飛な...
會津八一 「趣味の向上」
...自分で突飛ばすごとく...
泉鏡花 「婦系図」
...「なるほど突飛(とっぴ)すぎる程の事件だが...
海野十三 「崩れる鬼影」
...彼が書いた文字というのは、ある人物の名前であったが、若し読者諸君がその場に居合わせたならば、その人名の余りの意外さ、突飛さに、アッと驚きの叫声を立てたであろう程、実に非常な人物の名前であった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...賊は一度もこの部屋へ忍び込みはしなかったと考えるのです」明智が実に突飛なことを云い出した...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...その突飛千万な思いつきを試験する為に使用したものだよ...
江戸川乱歩 「鬼」
...どれもこれも前例もない突飛千万(とっぴせんばん)な...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...それはむしろ突飛な話だよ...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...これは當時としては非常に突飛な議論で新しい考へであつたらうと思ひます...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...そこには突飛(とっぴ)があった...
夏目漱石 「明暗」
...それが幾分(いくぶん)か彼(かれ)の頭(あたま)に突飛(とつぴ)な新(あたら)し味(み)を加(くは)へた丈(だけ)であつた...
夏目漱石 「門」
...何かの突飛(とっぴ)な洒落(しゃれ)のように...
萩原朔太郎 「ウォーソン夫人の黒猫」
...突飛(とっぴ)ということが辞典から取消されて...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...もっと突飛(とっぴ)なのは...
平林初之輔 「人造人間」
...土をモッコにのせて運ぶ十六七の若者に突飛ばされて...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...柴田はその視線をたどって手斧を見る)(間……)欣二 (父から突飛ばされた拍子に...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...もしくは突飛な線や...
夢野久作 「能とは何か」
...イの一番に芸妓(げいしゃ)を突飛ばして船尾のボートに噛(かじ)り付いた釜山の署長と予審判事と検事の三人組と来ているんだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
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