例文・使い方一覧でみる「突破して」の意味
スポンサーリンク...俺は究竟の意味に於いて未だ第一の關門をさへ突破してゐない... 
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...ベルギー方面に侵入した独軍また破竹の勢いでマース川の大障害を突破して西進...
石原莞爾 「戦争史大観」
...そこにとどまらないではるかにそれを突破して向上するものであるからむろん理想主義である...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...それを突破して進まねばならぬのだ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...さういふ困難な場所を突破して...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...周囲の障碍をあれほど力強く突破してきた私の意志は...
豊島与志雄 「理想の女」
...水差とを突破して...
中里介山 「大菩薩峠」
...マヘボ付近の大岩窟中に潜入した兇蕃たちは時折り警備線を突破しては討伐隊と小競（こぜ）りあいを演じていた...
中村地平 「霧の蕃社」
...我邦のスミレ類は一百の種（スペシース）をズット突破している...
牧野富太郎 「植物記」
......
槇村浩 「長詩」
...私の仕事が文字を突破してそこまで横溢することが出来たらどんなにうれしいでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...……もう三百キロを突破しているのにこの静かさはドウダ……...
夢野久作 「怪夢」
...毛利の厚い包囲環（ほういかん）を突破してこれへ来ることができないのであった...
吉川英治 「黒田如水」
...火焔の洞門を突破して行った――と見るや否...
吉川英治 「三国志」
...市城を突破して、ふたたび山野へ出るまでは、夜もやすまずに車を護って急いだ...
吉川英治 「三国志」
...麓の一端を突破して...
吉川英治 「三国志」
...三番備えの池田勝三郎の隊を突破して行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとたび木戸を突破して...
吉川英治 「新書太閤記」
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